無料で英語絵本を読める良質なサイトが海外にはたくさんあります。
そして、無料サイトによってさまざまな機能がそなわっています。
- 読み聞かせ機能
- 英語絵本に関連したのアクティビティ
- YouTube連動型絵本
- PDFでダウンロードができる
今回は英語絵本はもちろん、図鑑好きの子供も楽しめる自然や理科系の知識も触れられる多様な無料サイトを紹介していきます。
英語絵本の無料サイト一覧
| 絵本 | サイト | 概要 |
|---|---|---|
![]() | Oxford OWL | Oxfordが出版したORTやノンフィクションなど英語絵本を多数読める。 |
![]() | Open Library | 300万冊以上の洋書を無料で読めるだけでなく、音声を聞くこともできる。 |
![]() | Storyline Online | 英語絵本の名作読み聞かせ動画がメインとなっている。先生ガイドはPDFダウンロードが可能。 |
![]() | Storynory | 英語絵本を音声とともに読める。音声ダウンロード可能。 |
![]() | Free Kids Books | 幼稚園・小学生くらいまでの英語絵本を公開しており、PDFダウンロードすることが可能。 |
![]() | Project Gutenberg | 7万冊を超える電子書籍がありPDFダウンロードが可能。Google ドライブなどに対応。 |
![]() | Kids Web Japan | 外務省が外国の子供に向けて制作したサイトで日本昔ばなしを読める。 |
![]() | National Geographic kids | 自然科学系の写真絵本が多く知識がつく。また写真が美しくリアル。 |
![]() | Wonderopolis | 子供のなぜ?に答えるサイト。1つのテーマに絞って写真や文で解説がある。内容理解チェックがある。 |
![]() | unite for Literacy | 英語・スペイン語の切り替えが可能。音声は英語・スペイン語以外にも多数ある。 |
![]() | International Children’s Digital Library | アメリカのメリーランド大学の学生が作ったサイトで、英語以外にもスペイン語やアラビア語などの多言語に触れ合える。 |
![]() | Starfall | 非営利団体が運営する英語学習サイト。アルファベットから英語絵本まで学習コンテンツが豊富。 |
![]() | MightyBook | 読み聞かせ音源があり、読んでいる部分の文字が赤く表示される機能あり。アクティビティが多い。 |
![]() | Freechildrenstories.com | オリジナル絵本・洋書が読めるサイト。広告が多め。 |
![]() | Page by page books | 著作権切れの洋書を読めるサイト。児童文学あり。 |
これらのサイトでは英語絵本〜児童書までさまざまな洋書を無料で読むことができます。
今から、それぞれのサイトの特徴を交えて紹介していきますね。
英語絵本を無料でよ読めるサイト
Oxford OWL

- イギリスの教科書に採用されているOxford Reading Treeがある
- 音声ボタンあり
- 絵本の最後にアクティビティがあり
- 対象年齢は3歳〜11歳
Oxford Reading Tree(ORT)だけでも合計で56冊の本を無料で読むことのでき、合計146冊がeBookとして開放されています。
「英語レベル」や「シリーズ」で絞り込みができるので、自分の探している本を見つけることができます。
ただし、ORTを使って英語多読を進めたい場合は冊数が限られてしまっているのが難点です。
「メールアドレス」と「パスワード」の登録が必要です!
Open Library

- 無料のアメリカのオンライン図書館
- 名作の英語絵本が豊富
- 音声はアメリカ英語とイギリス英語あり
蔵書量が多く他のサイトに行く必要がないくらい、充実しているOpen Library。
一度は見たことがあるような名作絵本が無料でザクザク出てくる太っ腹な多読サイトです。
その上、操作性も抜群。
プレスクールレベルでは「エリックカール」の英語絵本や「ディズニーの英語絵本」など、無料ではなかなか出会えないジャンルの絵本を見つけることができます!
子供向けの英語絵本は、右上の3本線から、K-12 Student Libraryを開くと出てきますよ!
Storyline Online
- 幼稚園〜小4レベルの本がそろっている
- 字幕付き読み聞かせ動画あり
- アメリカ国内でさまざまな賞を受賞している英語絵本サイト
ハリウッド俳優らが読み聞かせをしてくれているStoryline Onlineも王道の英語絵本サイトの1つ。
「どろんこハリー」や「図書館ライオン」などの名作英語絵本の読み聞かせを無料で視聴できることもができます。
レベルの解説が明確だから、読みたいレベルの英語絵本を見つけやすいです!
Storynory

- 読み聞かせ音声付きの英語絵本
- 音声ダウンロード可能
- 専用のアプリなら広告無しで利用可
音声を聞きながら英語絵本を読むことができるサイト Storynory。
音声ダウンロードが可能で、クリアで耳障りの良い音声が特徴です。
なお、Storynory専用のアプリはアップル製品にのみ対応しています。
昔話やオリジナルストーリーが多く、内容は教育的な話が多いです
Free kids books

- 無料でPDFデータにダウンロード可能
- オリジナルの教育的な英語絵本が多い
- フィクション・ノンフィクションの本がある
英語絵本のPDFデータを無料でダウンロードできるサイトです。
年齢のカテゴリーは大きく分けて3つあります。
| トドラー | 絵が多めで文字少ない |
| 子供 | 絵が少なく文字が多い |
| ヤングアダルト | チャプターブック |
メールアドレスなどの個人情報の入力は不要です!
unite for Literacy

- 簡単な英語レベルの写真絵本が多い
- 英語音声だけでなく多言語音声あり
- 英語とスペイン語の2種類から絵本の字を選べる
英語だけでなくスペイン語にも対応しており、多言語を学習したい方におすすめの無料サイトです。
絵本の写真をタップするだけで絵本を読めるので、子供1人で楽しむことができます。
個人情報の登録は不要です!
Starfall

- ネイティブ圏の英語学習サポートサイト
- 読み上げ機能あり
(トーキングライブラリー) - アートや音楽などコンテンツが楽しい
主に幼児や小学校低学年の子供を対象としたコンテンツがそろっているStarfall。
「フォニックス」を学べる学習があったり「算数」や「歌」「時計」「形」「季節のイベント」など幅広く学ぶことができます。
サイト丸ごとが英語の勉強につながるコンテンツなので、子供の英語力向上にもおすすめです。
Kids Web Japan

- 外務省が制作した英語絵本サイト
- 親しみある日本昔話を読める
- 会員登録不要
Kids Web Japanは日本のことを英語で紹介している子供向けのコンテンツです。
桃太郎、浦島太郎、わらしべ長者、かちかち山、ぶんぶくちゃがま、鶴の恩返し、ネズミの嫁入り、金太郎、三年寝太郎、七夕さま、したきりスズメ、てんぐのかくれみの、3枚のお札、一寸法師、かさじぞう、かぐや姫
いずれも音声は付いていませんが、情景のわかるイラストと日本特有の言葉にはカッコがきで説明が書かれています。
昔話以外にも「最近の流行り」「日本文化」「ゲーム」「クイズ」に触れなが日本について勉強できるページもあります。
YouTubeリンクから動画に移動することができます!
MightyBook

- 英語学習を総合的にできる幼児向け無料サイト
- 文字+音声の動画あり
- 歌やフォニックスを学習できる
幼児向けの英語学習がつまったサイトで、動画やアクティビティを通じて英語の基礎を学ぶことができます。
歌詞表示のある英語の歌・パズル・ゲーム・ABC・フォニックス・季節をテーマにした作品・マザーグース・詩
英語絵本は読み聞かせをしてくれますし、読んでいるところの文字が赤くなるので英語を読み慣れていない子供も英文を目で追うことができます。
学年が上がってくると、「ボストンティーパーティー事件」など歴史的な事実に触れた英語絵本なども出てきます。
ABC fast Phonics

- フォニックスに特化したサイト
- 子供向けに書かれたフォニックス解説
昔から運営されているフォニックスを紹介する無料サイトです。
音声がサポート切れのページがあるのがもったいないですが、フォニックスの基礎を体系的に学ぶことができます。
National Geographic Kids

- アメリカの雑誌社が子供向けに制作したサイト
- 図鑑のように詳しい知識と写真が魅力
- 動物や自然のことを小学生レベルの英語で読める
自然や動物をテーマにした数多くの英語絵本を出版しているナショナルジオグラフィック。
図鑑が好きな子供にとてもおすすめです!
絵本形式にはなっていませんが、ペーパーバックの写真絵本と同じクオリティなので、我が家では「無料サイト」と「紙の絵本」の両方を使っていました。
小学生レベルの英語で、「バンドウイルカ」「アデリーペンギン」「絶滅の危機にある動物」「アメリカワニ」など動物のことを学ぶことができます。
Wonderopolis

- テーマがアカデミック
- カーソルを合わすと英単語の意味が出てくる
- 理解度チェック問題あり
子供のなぜ?に答えてくれるサイトWonderopolis。
「カメラのピンボケって何?」「将棋ってどんなゲーム?」などの質問に答えてくれます。
英英辞書機能があり単語にカーソルを合わせると英語で意味が出てきます。
また、理解度チェック問題もあり実力チェックができます。
科学・文化・テクノロジー・言語・芸術・文化の分野に分かれおり、子供から大人まで楽しめる無料サイトです。
Freechildrenstories.com

- オリジナル絵本が読める
- 一部に読み聞かせ動画あり
- 3歳〜中学生までの4レベル
2008年に設立された英語絵本サイトで、世界の子供に無料で良質なストーリーを届けることを目的に運営されています。
サイト運営者は、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のアニメーションを制作した人で、オリジナルの絵本を公開しています。
International Children’s Digital Library

- 米メリーランド大学の学生が作っている無料サイト
- 多言語に対応している
世界中の絵本をデジタル化して無料で読めるように取り組むことで、異なった文化や社会に関心を持ってもらうことを目的に運営されているサイトです。
英語、アラビア語、ドイツ語、フランス語、フィリピン語、ラテン語、スペイン語、イタリア語、日本語などさまざまな言語でデジタル絵本を提供しています。
多言語を学べる数少ないサイトの1つです。
Project Gutenberg

- 無料の電子書籍ライブラリー
- 英語絵本や児童書を含む7万冊の蔵書
- 著作権切れの書籍を扱っている
タイトルを入れて検索しなければならない苦労はありますが、書籍のダウンロードが可能です。
ただし、著作権フリーの洋書を取り扱っているのでディズニーなどの人気の絵本は出てきません。
絵本数は少なく、どちらかというと「赤毛のアン」「クリスマスキャロル」「海底2万マイル」「ガリバー旅行記」などの名作の児童文学を見つけることに適しています。
Page By Page Books

- 著作権フリーの名作を無料で読める
- チャプターごとに読むことができる
PDFダウンロードができるサイト「Project Gutenberg」と同様に、著作権フリーの洋書を扱っているサイトです。
「グリム童話」や「小公女」「千夜一夜物語」「トムソーヤの冒険」などを楽しむことができます。
英語多読は無料サイトと紙の絵本の併用がおすすめ!
| メリット | デメリット | |
| 無料サイト | コストがかからない 多くの英語絵本に出会える | デバイスが必要 Wi-Fiが必要 |
| 紙の絵本 | 目に優しい いつでも読める | 購入費用がかかる かさばる |
デバイスを使用すると子供の目に負担がかかったり、ブルーライトで眠りにくくなるという報告もあります。
また、デバイスを渡すと知らない間にyoutubeで自分の好きな動画を見ていることもあるので、難しい面もあります。
ですが、無料サイトはおうち英語には無視できない大きな恩恵があります。
紙の本も無料サイトもどちらもメリットもデメリットもあるので、併用しながら英語多読が進められると良いなと私は経験から感じています。
こちらのブログ記事が、お子様の英語教育の1つの参考になればうれしいです。
















