こんにちは。
フィリピン在住歴4年目、パラワン島エルニド在住2ヶ月目のAyaです。
エルニドは海と地形の美しさからフィリピン人も憧れるビーチリゾート。
マニラからエルニドの位置するパラワン島の行き方は2種類あり、用途によって2つの空港を使い分ける必要があります。
エルニド空港(リオ空港)
セブやマニラからのアクセスの良さは抜群!
プエルトプリンセサ国際空港
LCC就航が就航しているから航空運賃が安い!
世界自然遺産を見学できる立地も魅力
プエルトプリンセサからエルニドへは飛行機は就航していないので、エルニドに行くために2つの空港のどちらかを選ぶ必要があります。
そこで今回はエルニド空港とプエルトプリンセサ空港のメリットとデメリットを、実際にどちらも利用したことのある私の体験を交えて紹介していきます!
パラワン島エルニドへの行き方①
エルニド空港(リオ空港)利用
まず初めに紹介するのが、マニラから直接エルニド入りすることができるエルニド空港。
エルニド空港はAir Swift(エアスイフト)のみが就航しています。
とてもこじんまりした空港で、到着エリアには両替所や軽食を食べられるお店はありません。
最も最短でマニラからエルニドに到着したい場合は、エルニド空港一択です。
ここでポイントになってくるのは費用。
マニラからエルニドまでの航空券の費用(一例)はこんな感じです。
種類 | 費用 | 特徴 |
Promo | 不明 |
常に売切状態 |
Basic | 不明 |
常に売切状態 |
Value | 5039ペソ(13100円) | 7kgまで手荷物OK 受託手荷物10kgまでOK |
Premium | 6215ペソ(16100円) | 7kgまで手荷物OK 受託手荷物20kgまでOK |
※1ペソ2.6円で計算
一応、プロモ、ベーシック、バリュー、プレミアムの4種類のチケットが販売されていますが、プロモやベーシックは基本的に表示されません。
なので、受託手荷物が10kgの場合はバリューを、20kgの場合はプレミアムを選ぶという選択肢になります。
また、1時間半ほどのフライトではありますが、機内サービスなどはありません。
実際にかかった費用(1人分)
関空→マニラ→エルニド
2023年7月末に関空からマニラ経由でエルニドに行った時の片道の費用を参考に紹介します。
☑️関西国際空港からニノイ・アキノ国際空港(マニラ)
Air Asia 26000円
※バリューパック(受託手荷物20kg・食事・座席指定)
☑️ニシイ・アキノ国際空港(マニラ)からエルニド空港
Air Swift 17305円
※Premium(受託手荷物20kg)
☑️合計
43305円(片道)
エルニド空港のメリット
・マニラから直接エルニドに到着できる
・マニラからエルニド便は1日4〜9便就航していて便利
オフシーズンでも1日に4~5便、晴れた天気の続く12月〜6月はピークシーズンとなり、1日9便出る日もあります。
エルニドでゆったり時間を過ごしたい人には、エルニド空港利用がおすすめの行き方です。
エルニド空港のデメリット
・エアスイフトの航空運賃が高い
・マニラでターミナル移動が必要
日本からマニラに到着する国際線は、ターミナル1(フィリピン航空)又は、ターミナル3(エアアジア・セブパシフィック)です。
マニラからエルニド空港へ飛ぶエアスイフトは、ターミナル4というとても小さなターミナルを使っているので移動が必要となります。
では次に、パラワン島にあるもう1つの国際空港をご紹介します。
パラワン島エルニドへの行き方②
プエルトプリンセサ国際空港
2つ目に紹介する空港が、パラワン島で最も栄えている町プエルトプリンセサにあるプエルトプリンセサ空港です。
縦に細長い形のパラワン島のちょうど真ん中に位置する空港です。(エルニドはパラワン島の北部)
国際空港ですが日本からの直行便は無く、マニラやセブを経由してアクセスする必要があります。
プエルトプリンセサ国際空港を利用するメリットは、LCCを利用すれば費用が抑えられるところ。
それからプエルトプリンセサ近郊には世界遺産であるアンダーグラウンドリバーがあります!
フィリピンにある自然遺産の中では最もアクセスしやすく、パラワン島に立ち寄るならぜひ立ち寄りたい場所です。
そんな魅力たっぷりのプエルトプリンセサ国際空港ではありますが、実はエルニドに到着するまでには1つの大きな問題があるんです。
エルニドまで6時間
パラワン島中部に位置するプエルトプリンセサからエルニドまではバンで6時間ほどかかります。
費用は750ペソ(2000円弱)。
バンといってもハイエースに12人ほどが詰め込まれ、荷物と一緒に輸送される形になるので乗り心地が最高!というわけにはいきません。
でも、フィリピンの田舎道を走るので、渋滞などはありませんし想像するほどの獣道でもありません、笑
ただ、平らな道ではありますがコンクリートではないので日本の高速道路のようなスムーズ感はありません。
常に小刻みにガタガタしているのと曲がった道も多いので、酔いやすい方は酔い止めを飲んでおくことを強くおすすめします。
プエルトプリンセサからは多くの人がエルニドに向かうのでバンの運行本数も多く、バンの予約時に好きな時間を交渉しやすいというメリットもあります。
夕方なら6時までバンが出ています。
私は過去に6歳と9歳の子供を連れてこのバン旅行にチャレンジしたことがあります。
途中に休憩するタイミングもありますし昼寝したりして意外と普通にやり過ごすことができました。
Klookで事前予約するとクレジットカード決済ができて便利ですし、何より割引があるのでおすすめです!
※現地でエルニドまでのバンを申し込むと割引はまずありませんし、現金での支払いになります。
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プエルトプリンセサ国際空港のメリット
・世界自然遺産アンダーグラウンドリバーに行ける!
・LCC利用で費用が安くつく
・マニラでのトランジットが同じターミナルでできる
余談ですが、エルニドはきれいな海で人気の観光地ですが田舎だから物価は安いだろうと思われる方も多いのではないでしょうか。
(私はそう思ってました!)
でも、実際のところプエルトプリンセサの方が物も多く、物価もエルニドよりは低いのでお土産を買うならプエルトプリンセサの方が実はおすすめです。
プエルトプリンセサ空港のデメリット
・エルニドまでバンで6時間かかる
・マニラかプエルトプリンセサで宿泊が必要となるケースがある
フィリピンだからこそ、ドライバー付きプライベートカーもあり◎
バンで6時間はしんどい!という方や、家族連れの方におすすめなのがプライベートで車とドライバーを用意する方法です。
グループ旅行などであれば乗り合いのバンとあまり金額も変わらないので検討してみる価値もあると思います。
なぜなら、5時間程度に時間を短縮することができるからです。
プライベートカーの良いところは、世界遺産アンダーブラウンドリバーを見学した後にエルニドに向かって欲しいなどの要望を聞いてもらえるところです。
もちろん、追加の支払いは必要ですがプライベートカーならではの対応です。
また車もセダンタイプなので乗り心地もハイエースと比べると確実に上がります!
プライベートカーの手配もKlookなら割引が受けられてクレジットカード決済が可能す。
マニラからパラワン島に行くならどの航空会社を使えばいい?
エルニド空港(リオ空港)
Air Swift
エルニド空港にはAir Swiftしか就航していないので、マニラから直接エルニドに入りたい場合は一択です。
フィリピン人でもマニラからエルニドを往復する場合は、高齢者や腰の悪い方はエアスイフトを使っています。
プエルトプリンセサ国際空港
セブパシフィック
エアアジア
フィリピン航空
マニラからプエルトプリンセサに入る場合は、この3つの航空会社を利用することになります。
フィリピン航空のみがレガシーキャリア。
セブパシとエアアジアはLCCです。
セブパシは週末になるとセールをしていることが多いので、土日にチェックをするのがおすすめです。
私的エルニドへのおすすめの行き方&観光
いつも友人に伝えているおすすめのエルニドの行き方を参考に書いておきます。
私は、エルニドは本当におすすめなんですが、せっかくパラワン島に来たのであれば世界遺産も見てほしい!と思います。
ですが、バン6時間に往復で乗るなんて嫌ですよね。
なので、飛行機のチケットを片道ずつ取る方法を、エルニドに遊びに来たい!と行ってくれる友達にはおすすめしています。
往路
日本 ✈︎ マニラ ✈︎ プエルトプリンセサ
プエルトプリンセサで楽しめること
プエルトプリンセサにはショッピングモールがいくつかあるのでお土産を買ったり、ジョリビーなどのフィリピンらしい食事を楽しむのもおすすめです。
また、プール付きのホテルで常夏のリゾートを楽しむのも良いですね。
世界遺産のアンダーグラウンドリバーのツアーは、アンダーグラウンドリバーのみのものや、ちょっとしたハイキング&ジップラインがついているものもあります。
プエルトプリンセサ → エルニド
エルニドで楽しめること
エルニドではアイランドホッピングに参加したり、ビーチでゆったり過ごすことができます。
アイランドホッピングはエルニドに来る多くの方が参加しているのでぜひ行ってみてくださいね。
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そしてもし時間があるのであれば、個人的におすすめなのがリオビーチ。
住宅、商業施設、オフィスビルなどの不動産関連で大きな存在感を示すアヤラグループが新たに整備したエリアで美しいビーチとなっています。
無料で使えるビーチチェアや、木にぶら下がったブランコなど、写真スポットも盛りだくさん。
さすが、高級志向のアヤラが設計しただけある!と感じさせられます。
また、多くのホテルが集まるエルニド湾もおすすめです。
アイランドホッピングの出発エリアで多くの船を眺めることができますし、美味しいシーフードレストランが軒を連ねています!
復路
エルニド ✈︎ マニラ ✈︎ 日本
ビーチで遊ぶと疲れることも多いですね。
帰路はまたバンに乗ってプエルトプリンセサを経由するよりも、エアスイフトに乗ってマニラから一気に日本に帰る方法がおすすめです。
マニラから夕方に帰国する便であれば、エルニド発の朝のエアスイフトに乗れば、その日中に帰国することも可能です。
最後に
今回はパラワン島エルニドの行き方について詳しくまとめました。
エルニド空港
・マニラから直接エルニドに到着できる
・マニラからエルニド便は1日4〜9便就航していて便利
・エアスイフトの航空運賃が高い
・ターミナル移動が必要
エルニドでゆったりビーチリゾートを楽しみたい!という方ならエルニド空港を利用する方法がおすすめです。
プエルトプリンセサ国際空港
・世界自然遺産アンダーグラウンドリバーに行ける!
・LCC利用で費用が安くつく
・マニラでのトランジットが同じターミナルでできる
・エルニドまでバンで6時間かかる
・マニラかプエルトプリンセサで宿泊が必要となるので日数の余裕が必要
パラワン島を知りたい!
世界遺産を見たい!
予算を節約したい!
どれかに当てはまる方なら、プエルトプリンセサ空港経由にすることで、思い出に残る旅になるのではないかと思います。
こちらのブログ記事がエルニドへの行き方を考える時の参考になれば嬉しいです。