おうち英語

小5英語の授業&テストの準備は大丈夫?【おすすめの学習法をまとめ】

03/17/2022

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こんにちは。
バイリンガル子育て7年目のAyaです。

小学校5年生からは、英語の成績評価が入るので、どんな内容なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

特に、英語の学習歴によって差が出やすいと言われる小学校英語。

幼稚園の遊びの英語のような3・4年生からどのように授業が変化していくのでしょうか。

私は実際に小5の娘を見ていて、4年生までは週1回だけだったコミュニケーション中心の授業が、英語の読み書きも含んだ内容に変わり学習内容が広がったと感じます。

教科書の内容はどんな感じなの?
テスト対策はどうしたらいいの?
どんな学習が必要なの?

小学5年修了間際の娘がいる私が、小学校5年生の英語の学習内容や、教科書についてまとめていきます!

また、おすすめの英語対策もご紹介します。

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小5年からの英語はこう変わる!

まずは小学校3年&4年の頃と、成績評価の始まる小学5年生以上では、何が変わるのか比較していきます。

  小学校3年生
小学校4年生
小学校5年生
小学校6年生
科目名 外国語活動 外国語
成績評価 なし あり
時間数 週1回
35時間/年
週2回
70時間/年
教える先生 学級担任がメイン
ネイティブ講師などが入ることも
ネイティブ講師・専任講師・学級担任など
目的 英語に親しむ 英語によるコミュニケーションスキルの基礎を養う
授業内容 話す・聞くがメイン
歌などを通じて英語に触れる活動型授業
聞く話すに加えて読み書きが始まる。(英語4技能)

小学校5年で学ぶ大きな学習項目はWhatなどから始まる疑問文

それから、wantやcanを使う表現です。

・When What Who Whereの疑問文
・can / can't で自分のできることとできないことの表現
・want toを使った表現

例えば、Whereの学習では英語の道案内にチャレンジしたり、Whatの学習では時間や曜日を聞く表現を習っていきます。

それでは、実際の教科書を見ていきます。

小5英語の教科書の内容

今回は、Here we go!とNew Horizonの5年生用の教科書の学習内容を見てみます。

 Here we go!
光村図書
New Horizon
東京書籍
unit 1自己紹介自己紹介
unit 2When is your birthday?When is your birthday?
unit 3What do you have on Monday?What do you want to study?
unit 4What time do you get up?He can bake bread well.
unit 5He can run fast. She can do kendama.Where is the post office?
unit 6I Love the MountainsWhat would you like?
unit 7What would you like?Welcome to Japan.
unit 8Where is the gym?Who is your hero?
unit 9My hero is my brother.ーーーーー

 順番こそ少し違うものの、自己紹介や道案内、時間を聞くこと、canを使ったできることを表す表現などを学習する様子がわかります。

実際の授業ではどのような学習をしているのでしょうか。

①リスニング(英語を聞く)

授業では教科書に連動した動画や音声を聞きながら、英語での会話を実践的に学びます。

娘が使っている教科書 Here We Go!には、QRコードを読み取れるようになっていて、会話文を聞くことができるようになっています。

ネイティブスピーカーが話す音声なので、慣れるまでは少し聞き取りにくいことがあるかもしれません。

教科書で習う音声はWebサイトで確認することができます。

また、娘の学校ではネイティブの先生が授業時間数の半分程度参加してくれるので、5年生からは英語で話を聞く機会が多くなりました。

▼ ディズニーなどの英語の歌を聴きながら英語に親しむ!音楽配信アプリで英語学習

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②スピーキング(英語を話す)

ペア学習や班に分かれて、教科書のテーマに沿ってアクティビティを行います。

お互いに誕生日を聞いたり、何時に寝るのかなどを会話することで、実践的に英語を使います。

③ライティング(英語を書く)

英文を書く練習も教科書にありますが…ほんの少しだけです。

ライティング能力が向上するとは言いにくい状況です。

娘の小学校では、英語の授業はプリントが配られてそれに書き込むことはありますが、外国語のノートはありません。

英語の読み書きの能力を伸ばしたい場合は、公文英語が強いので取り組んでみるのも良いと思います。

年齢的にも10歳以降は文法を理解しながら英語力をつけていけるので、中学英語に向けて先取り学習を開始するのにも適した時期と言われています!

学校の授業では英文を書く量は多くないので、アルファベットや、文頭が大文字になることやピリオッドを最後にうつことなどの基本的な学習レベルに留まります。

ちなみに、テストの内容を見ましたが、小学校5年生の段階では簡単なレベルのライティングなので、スペルを詰め込んで覚えなければならないという感じではありません。

④リーディング(英語を読む)

英語を読むことは、学習始めたての頃は難しいものですね。

小学校では歌やチャンツなどを通じて英語の読みにアプローチします。

娘のクラスでは初めはスローモードで歌って、最後にノーマルの速さで歌っているそうです。

ちなみに、↑の写真の曲はWho took the Cookie? というネイティブ圏ではポピュラーな童謡です。

小学校5年の英語の学習まとめ

・リスニング(聞く)
 ネイティブ音声での会話を聞く

・スピーキング(話す)
 グループ学習で実践的に話す練習をする

・ライティング(書く)
 書く量は少ないので基礎を学ぶ程度

・リーディング(読む)
 習った単元の短い英文を読む
 歌を通じて読むことに親しむ
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小5英語の授業内容

↑の写真は小学校5年生の時に毎回、英語の授業で行っていたビンゴゲームです。

ビンゴゲームは盛り上がるだけではなく、趣旨としては英単語を覚えるためにしていたようです。

日本語の言葉を英語に訳して、マスに入れていきます。

英語ではどう言うのか?スペルは?と言う感じで、遊び感覚で学べるようになっています。

・感情を表す言葉
 happy / tired 
・家族
 father / mother / brother / sister
・科目
 science / P.E 
・月
 January / August / October
・日にち
 thirteenth 13th / thirtieth 30th 
・気候
 snow / rain 
・数字
 two hundred yen / two hundred and fifty yen
・国の名前
 China / Italy /  United Kingdom
・動詞
 like / get up / fly / have / swim / see

小5のネイティブ講師の授業は何回?

小学校5年生の娘の話では、ネイティブ講師はほぼ毎回英語の授業に来ていているのだそうです。

担任の先生もサポートに入る2人体制

テストの時などネイティブ講師がいる必要がないときは、娘の学校では他の学年に教えに行っているのだそうです。

小5英語の教科書で気になったこと
単語

私が小学校の英語の教科書を見ていて気になったのが英単語です。

例えば誕生日を聞く、When is your birthday? であれば、January February March... 英語で月の表現を理解していないと何のことかわかりません。

この図を見ただけで、英語を読むのは難しいですね。

ネイティブ講師も交えて英語の読み方は習っているようですが、予習しておいた方がわかりやすいと思います。

英語の授業で積極的に発言しようと思うと、unit毎に取り上げられている英語表現だけでなく単語が理解できている点も重要です。

そういう意味で、英語を学習したことがある子供とない子供では知識に差があり成績にも反映しやすいと感じました。

単語について、さらに詳しく見ていきます。

小学英語の教科書
単語はどのくらい覚えるの?

第3 学年及び第4学年において第4章外国語活動を履修する際に取り扱っ た語を含む 600 〜 700 語程度の語

文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)より

小学校3年生〜6年生までの間に600語を超える単語を覚えるようカリキュラムが組まれています。

・色
・食べ物
・動物
・生き物
・体の部位
・家族
・身の回りものの
・職業
・スポーツ
・図形
・天気
・季節
・場所 ...etc

かなりたくさんの単語の読み方やスペルを覚えていきます。

また、自ら発音したり、聞き取る必要もあるので英語が聞こえる耳も鍛える必要があります。

単語学習に普段から慣れておくと有利なので、英語ペン付きの英語の本などで学習しておくのが便利だと思います。

▼小学校で習う英単語やイディオムをカバーしている!英語図鑑の内容をまとめたグログ記事

<ドラえもんの英語図鑑の特徴>

● 小学校の教科書で使う単語を網羅

● タッチペンで発音が学べる

● 英語ゼロ〜英検5級レベルまで学べる

● 日常会話表現を収録

● フルカラーのイラスト

● 日本語と英語が併記されているから自分で学習できる

初めて英語学習をする小学生にとっては内容的に簡単なものから小学校6年生レベルまでを1冊で学ぶことができるので、効率よく学習することができます。

小学校の英語の教科書
英語のイディオム

連語のうち,get up,look at などの活用頻度の高い基本的なもの

文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)より

イディオムは、2〜3語で連結して使われる熟語です。

小学校5年生の教科書の中にも、イディオムはさらっと出てきています。

I usually get up at 7:00.

内容的には難しくないので、そこまで対策を立てて学ばなければいけないほどではなさそうです。

単語学習の一環で、get upは起きるというイメージが持てれば大丈夫です。

小学校の英語の教科書
慣用表現

 慣用表現のうち,excuse me,I see,I'm sorry,thank you,you're welcome などの活用頻度の高い基本的なもの

文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年告示)より

現在の日本の英語学習は親世代の読み書きに偏ったものではなく、英語でのコミュニケーションのできるグローバル人材の育成を目的にしているため、会話にも重点が置かれています

なので教科書を通じて多くの会話表現を学んでいきます

先ほどご紹介したドラえもんの英語図鑑で、絵を見て状況を理解しながら慣用句表現を学んでおくと、スムーズな学習につながると思います。

小学校5年生の英語テスト対策

テストの表面:読む・書く
テストの裏面:聞く

小学校5年生の英語のテストは、読む・書く・聞くの3つの技能が問われます。

テストの表面(読み書き)

●単語を問う問題
brother / mother などの単語が何を指しているのかを問う問題。

●英文を読む問題
教科書で習ったような文章を読んで、合う絵を選ぶ問題。

●英文を書く問題
スペルの暗記の必要はなく、書いてある選択肢から選ぶ問題で、どの答えを選んでも正解になるような設問になっています。

読み書きだけで100点満点で採点されます。

小5の英語テスト(読み書き)

テストの読み書きは、英単語を見て意味がわかればOK!

英文の読みは教科書の文章に慣れることで対策可能

ライティングはスペルを覚える必要がないレベル

テストの裏面(リスニング問題)

裏面は全てリスニングの問題になっています。

ネイティブの音声が流れ、選択肢から答えを選ぶ選択式なので聞き取りができていればそこまで難しくないと思います。

逆に、英語を聞き取れないと難しく感じると思います。

問題例としては、家族の1人の話をしている音声を聞いて、選択肢から誰のことを言っていたのかを当てる問題。

道案内の音声を聞いて、図から誰がどの場所に行ったかを選択肢から選ぶ問題などがあります。

リスニング問題だけで、100点満点で採点されます。

小5の英語テスト(リスニング)

リスニング問題は、裏面全ての問題が充てられていて、読み書きよりも比重が高め

ネイティブ音声を聞き取る必要があるので、慣れが必要

小5英語テストのおすすめ対策

英語のテストは読み書きリスニングの3つであることをご紹介しました。

特に、英語のリスニング能力は、週2回の英語の授業だけだと伸びにくいものです。

そこでおすすめなのが、聞く能力と、英語を話す能力の同時に鍛えられるオンライン英会話です。

さまざまなオンライン英会話がありますが、小学校の英語対策をするのであれば、学研グループが教材を作成しているkiminiオンライン英会話がおすすめです。

なぜなら、小学校で習う英語の内容をカバーした教材を提供しているからです。

我が家はオンライン英会話10社以上を親子で受講してきましたが、英会話教材だけはなく文部科学省の英語の教科書の内容を意識している教材を作っているのはkimini英会話だけでした。

▼ 小学生コースがあるkiminiオンライン英会話の受講体験ブログ記事

最後に

今回は、小学校5年生の英語の教科書の内容や、授業、テストについて取り上げました。

私はネイティブ講師が思っていた以上に積極的に授業に参加しているので、英語を聞く力と単語力があると有利に授業に参加できる、と感じました。

親世代は読み書きさえできれば受験を乗り越えることができましたが、現在はグローバル人材の育成に向けて教育改革が行われ、英語でコミュニケーションを求められる新たな時代を迎えています。

今後は受験でもリスニングやスピーキングが課されるようになる、とも言われています。

リスニングやスピーキングは、読み書きと違ってすぐに効果を上げるのが難しい能力です。

小学生のうちから、少しずつ対策していけると理想的ですね。

こちらのブログ記事が、小学校5年生のお子さんを持つ方の、英語教育の参考になればうれしいです。

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