こんにちは。
バイリンガル子育てブログを運営しているAyaです。
私は、子供が小学生&幼稚園の時に海外に教育移住をすることを決め、実際にフィリピンにあるセブ島に3年間住んでいました。
海外旅行は好きでしたが、海外移住は初めて。
しかもフィリピンには行ったこともなく、知り合いもいませんでした。
パパは日本で仕事を続けるので、実質私1人でのワンオペ教育移住。
英語も話せないどこにでもいるワーママの私が3歳と7歳の子供を連れて海外へ移住なんて、無謀すぎる??
実は意外と、というより想像以上に良いものになりました。
子供に英語を話せるようになってもらいたいという方だけでなく、日本の教育に息苦しさを感じている方にもフィリピンへの教育移住は本当におすすめです。
そこで今回は、海外への教育移住した理由やその効果を本帰国してからの視点で書いてみようと思います。
教育移住を海外(フィリピン)にした理由
・私が海外勤務をしてみたかった
そして、この願いは教育移住1年を経過した時点で叶えることができました。
ではなぜ、飛び抜けた才能もない一般人の私が、英語も話せないのに教育移住を志し、セブ島に移住までこぎつけたのか。
まずは、私がセブ島への教育移住を決行するに至った経緯をお話しします。
きっかけは子供に英語を話せるようになってほしいという強い思いと、娘が習っていたオンライン英会話でした。
私は、娘が5歳の時からおうち英語を始めていました。
英語教室などの短時間の習い事に通わせるのではなく、家の中で英語の音声を日常的に聞き流したり、英語の動画を視聴することで、ネイティブのような感覚で自然と英語を身につける方法。赤ちゃんや幼児期からスタートする人が多い。
娘が6歳になった頃から英会話力を身につけるために、オンライン英会話をほぼ毎日、受講していました。
その時に出会ったフィリピン人の先生の人柄と教え方が素晴らしく、娘は小学校入学前に英語を読めるようになりました。
▼ その時の様子はこちらのブログ記事にて紹介しています。
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子供が英語を読めるようになった2つの方法!フォニックスの効果がすごい
続きを見る
こんな先生がいるセブ島に行けば子供が英語を話せるようになるだろうな。
私は、次第にそんなことを考え始め、セブ島について調べ始めました。
子供の教育移住先として見えてきたフィリピンの姿
✔️ インターナショナルスクールもあり日本と比べると格安
✔️ 英語力の高さからアメリカのコールセンターがあるほど英語力が高い
✔️ 物価が安く一般家庭でも海外移住も夢ではない
✔️ 日本人が働ける企業がある
✔️ 海が近くリゾートを満喫できる立地
調べれば調べるほど、海外移住のハードルがフィリピンなら低く感じるようになりました。
首都マニラは給与が高いという魅力はあるものの、渋滞がひどく、セブ島よりも物価が高いエリアです。
また、安全性を考えると、子供連れの海外移住にはセブ島の方が向いていると感じました。
フィリピンの親子移住に人気のドゥマゲティも検討しましたが、田舎っぽさが気になったのと働ける企業があまりなさそうでした。
実際、セブ島に住んでみると英語力はフィリピン訛りがあるという注意書きさえあれば、↑の通りでした。
海外に教育移住をする際にまず気になることは、治安・英語力・物価の3つではないでしょうか。
セブ島への教育移住に興味のある方向けに、住んでみた観点からこの3つについてもう少し深く掘り下げます。
フィリピン セブ島の治安
子供がいるからこそ気になるのはまず治安ですよね。
私たちは3年間住んでみて、特に危ない目にはあいませんでした。
ただ、セブ島はひったくりなどの軽犯罪が多いと言われています。
子供とお出かけの時はひったくられにくい斜めがけカバンで出かけるのがおすすめです。
同じように親子で教育移住している人の中には、スマホを盗まれた人もいるので気をつけておく必要はあります。
フィリピン人の英語力
英語力に関して言えば心強いとしか言いようがない状態でした。
実際にセブ島に移住してみて感じましたが、小学校から英語で授業が行われているだけあって、上手下手はあっても街中やタクシーで不自由なく英語が通じました。
セブ島に住むフィリピン人たちは、基本的にはセブ島周辺の言語であるビサヤ語を話しますが、相手が外国人とわかると英語に切り替えてくれます。
英語で誰とでもコミュニケーションが取れるという点は海外移住先としてかなりのメリットだと思います。
フィリピンの物価
フィリピン人の平均年収は50万程度です。
月4万円くらいで暮らしていけるベースがあるのであれば、なんとかなるだろうと教育移住に踏み切りましたが、結果的になんとかなりました。
ただ、日本からきた私たちがフィリピン人のような生活はできないのは事実。
実際のところ、私たちはリビングダイニング付きの1ベッドルームのコンドミニアムを月6万円で賃貸していました。(プールと24時間のセキュリティ付)
食費や外食費は、私と子供2人で月2〜3万円程度。
光熱費は水がやたらに安くて月に1000円強の代わりに、電気代は日本とはあまり変わらないような状態でした。
▼ 教育移住におすすめのセブ島のコンドミニアムはこちらのブログ記事に詳しく書いています。
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セブ島コンドミニアム 賃貸物件8選【1ヶ月〜OK】
続きを見る
それから、家事をしてもらう家政婦さんを月2万円弱で雇って生活していました。
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セブ島で家政婦を雇うなら知っておきたい【給与条件・仕事内容・探し方】実体験レポート
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子供の学費は1人年間30万円ほどでした。
▼ セブ島の小学校(プライベートスクール)の学費
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セブ島 プライベートスクールの学費【Sage prep Schoolhouse】フィリピン
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▼ セブ島の幼稚園(インターナショナルスクール)を紹介したブログ記事
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セブ島の幼稚園Cambridgeの特徴を卒園児ママが解説【Cebu city】
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海外移住が子供と私に与えてくれた効果
✔️ 気候も文化も違う生活で柔軟性がついた
✔️ 日本の常識から一歩離れて冷静に見えるようになった
✔️ 世界中に友達ができた
海外への教育移住は、想像していた以上に大きな効果を私たちにもたらしてくれました。
子供たちへの効果
子供たちは学校にもなじみ、1年も経てばアメリカ人と英語で会話できるまでになりました。
単語力や読解力は大学受験を経験した私の方が上ですが、英語の聞き取りとスピーキングは完全に子供の方がレベルが高くなりました。
住んでいたコンドミニアムには様々な国の外国人が住んでいました。
子供たちはフィリピン人だけでなくアメリカ人、カナダ人、スイス人、イタリア人、韓国人…様々な大人と友達になりました。
子供の年齢も国籍も問わない交流の仕方を見ていると、英語ができれば世界中の人と話せるんだなと英語のすごさを実感しました。
また、様々なバックグラウンドを持つ人と話すことで、子供に多様性を受け入れる幅の広さのようなものを感じ始めました。
AERA.dotに書かせていただいた記事にて体験を綴っています。
親が受けた海外移住の効果
実は私が一番、この教育移住に影響を受けたかもしれません。
大きなきっかけは、日本の常識から離れて新しい文化を受け入れたこと。
英語ができたら受験の時に有利だろうな。
というのが、私の英語教育を検討し始めたきっかけでした。
でも、日本から出て外国人として暮らすうちに、日本人としての価値観から抜け出していきました。
その結果、日本の常識だけが正しいわけでなく、世界中に様々な考え方もありどれもが絶対に正しいというわけではないことに気づきました。
○○できて当然。
○○しとかないと人からどう見えるかな?
というような、誰かが決めた常識に囚われた考え方が無くなり、自分にとって何が大切かを人の視線を気にせずに考えられるようになりました。
また、日本の教育の問題点や、その逆の素晴らしさにも気づくことができました。
日本以外の土地に住むことで、私の子育て観は変わり、精神的に楽になりました。
▼海外移住に興味のある全ての人におすすめの本 & セブ島移住中の体験を重ねて語ったブログ記事
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マレーシアへの教育移住を疑似体験できる本「日本人はやめる練習がたりてない」
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フィリピン セブ島がおすすめな理由
セブ島をおすすめする理由10個
・田舎すぎず、都会すぎない
・ビーチリゾートが近い
・インターナショナル・プライベートスクールがそこそこある
・人がフレンドリー
・物価が安い
・日本人が働ける企業がある
・マニラほど治安が悪くない
・ショッピングモールや話題のレストランなどがある
・語学学校が多いこともあり、英語堪能でない外国人になれている
・タクシーが安い(初乗り運賃100円以下)
フィリピン第2の都市であるセブ島。
人もマニラほど多すぎず、物価も低め。
田舎すぎないので、話題のカフェに行ったり、お買い物をしたりする楽しみもあります。
また、ビーチエリアにはリゾートホテルがたくさんあるので、週末にタクシーでちょっと足を伸ばすだけで楽しめるのも魅力です。
そして、最大の私がフィリピンをおすすめする理由は、人のフレンドリーさが抜群だということ。
英語が話せない私たちも、おおらかに受け入れてくれたフィリピン人のおかげで、教育移住当初から私たちは助けてもらったり、楽しく過ごすことができました。
人種による差別がないというのも心地よく過ごすことができた理由だと思います。
逆に、日本人というだけでちょっと憧れてもらえるくらいでした。
最後に
海外への教育移住はおすすめです!
今回は、海外への教育移住をした理由と、セブ島の移住するための環境、3年間移住して本帰国してから感じたことをまとめました。
海外経験は親だけでなく子供にとっても、日本とは全く異なる文化に触れる貴重な機会になります。
日本ではOKでもフィリピンではNGなこと、またその逆もあります。
子供たちは1つの常識に囚われることなく、多角的に物事を見る考え方を身につけることができました。
例えばセブ島の子供は幼い頃からピアスをつけるけど、日本の中学校では髪型に至るまで指導されること。
セブ島では路上で物を売っている子供がいるけれど、日本の子供は小学校で勉強すること。
子供たちは単純に受け入れていることもありますし、理由を探して自分なりに考えて結論を持っていることもあります。
自分が目にした当たり前のことを、比較したり疑問を生み出す力は、考える力や生きる力につながると私は感じています。
英語を話すことで世界が広がる。
海外の教育移住では日本で体感しにくことを吸収できるので、本当におすすめです。
今回のブログ記事をきっかけにセブ島や、海外への教育移住に興味を持ってもらえたらうれしいです。
▼ 教育移住を決めたら、なるべく早く親子でオンライン英会話をしておくのがおすすめです!
不動産契約するときにも英語はいりますし、子供が早く学校になじむためにも、英会話力があればあるほど助かります。
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