こんにちは。
バイリンガル子育てブログを運営しているAyaです。
英語洋書の中でもネイティブ圏の6歳〜9歳を対象としていて、チャプターブックの導入にぴったりのNate the Great。
洋書を買うときって書店で中身を買うことができないこともあり、不安なこともありますよね。
そこで、今回は…
語数はどのくらい?
Reading levelはどうなの?
という疑問にお答えできるよう、Nate the Greatの情報をレポートします!
Nate the Greatの内容

パンケーキが大好きな少年探偵Nateが、愛犬スラッジと一緒に小さな事件を解決していくお話。
大人ぶって探偵を務めるかわいいNateと、濃いキャラの友人たちが織りなすストーリ。
いとこのオリビアや隣人のアニー、なくしものの多いクラウド、風変わりなロザモンドなどが、それぞれの本に現れます。
また、本の最後には、お話に出てきたことを取り上げるページがあり、さらにお話を楽しんだり、英語を深く学ぶことができます。

Nate the Great Talks Turkey より
初めは自己紹介から始まるお決まりの流れから始まります。
英文も短く、難しい単語は出てきません。
We are eating breakfast and Listening to the radio.
レベル的には、英語の絵本の卒業が見えてきて、チャプターブックに進むくらいの時期におすすめな英語レベルだと思います。
また、1冊で完結なので好きな巻から読むことができる手軽さも良いですね。
では、reading levelや、語数について詳しくみていきます。
Nate the Greatの語数

Nate the Great and the Missing Birthday Snake より
Nate the Greatの語数と、YL(読みやすさレベル)を表にまとめてみました。
語数としては、1500語〜2000語を超えるものが中心です。
ページ数にすると80ページの本が多く、薄い単行本のような見た目です。
・シリーズでそろっているので、読めば読むほど世界観が面白くなる
・ページ数が少ないので気軽に読める
Nate the Great の Reading Level

読みやすさレベル(YL)で言えば、YL1なので、まずは英語多読で基礎力を培いたい場合にたくさん読んでおきたいレベルです。
YL以外にも、海外で使用されているReading Levelはどうでしょうか。
参考までに、Lexileなどのデータをまとめました。
●Nate the Great and the Crunchy Christmas(語数2220 YL1.5)
Lexile® Measure | 530L |
Guided Reading Level | GR Level K |
DRA Level | 16 – 18 |
ACR Level | 2.7 |
大人の方であれば、中学英語の基礎文法レベルで読める難易度です。
かなり基礎的な単語・文法知識があれば無理なく読める
Nate the Greatの口コミ
多読を始めたばかりでまったくの洋書初心者の私でもなんとか楽しんで読めます。途中どういう意味なのか分からない語句もあったりしますが、前後の文章からなんとなく予想できたり飛ばしてしまっても次から次へとわからない単語だらけというのではないので話の筋がわかり楽しめます。
Amazonレビューより
くだらないなぁ〜と思うようなNateの行動もいくつかあったりしますが、私にはそれが逆に新鮮。目標に向かって純粋に進んでるといった感じでほほえましく見てます。洋書初心者にオススメ。
英語多読の初心者に向く本である様子がうかがえる口コミですね。
初歩的な英語なので、初心者でもなんとか読めるレベルなのが安心です。
本編終了後、付録文あり。まず、ネートのメモが掲載。事件をきっかけに興味を持っ調べたことを記載。本作では「色」。三原色や紅葉の原理や体色を変化させるカメレオンについて、わかりやすく(本編よりはレベルが上がる)書かれている。
Amazonレビューより
ストーリーだけでなく、巻末の付録ページで知識を身につけることができる点にメリットを感じているようですね。
うちの小学校2年生の子供も興味がなければ読み飛ばしていますが、気になるところはしっかり読んでいます。
Nate the Great の Reading Comprehension
海外サイトにはなりますが、Nate the Greatを読んで、内容が理解できているかをチェックできるシートが有料・無料、さまざまなサイトにあります。
先生用のリソースとなっているものが多く、Nate the Greatシリーズがネイティブ圏でもリーディングの学習教材に使われている様子がうかがい知ることができます。
Nate the Great Reading Comprehension
英語で検索すると、さまざまなワークシートが出てくるので、よかったらチェックしてみてくださいね!
最後に

Nate the Great, San Francisco Detective より
今回は、Nate the Greatの内容、語数、Reading Level、口コミをまとめました。
Nate the Greatは1、2冊読むよりも、複数冊読んだ方がより物語の世界観がわかって楽しめる本のように感じています。
お手頃の値段で買うことができる洋書なので、ぜひ英語多読に検討してみてくださいね。
このブログ記事がNate the Greatがどんな本なのかを知る参考になればうれしいです!
Nate the Great以外にも、たくさんの英語の洋書をまとめたブログ記事も書いているので、よかったらこちらも見てくださいね!