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公文英語の進度【小1で中学教材】でも休会した理由。いつから始めると効果的だった?

2021年12月13日

こんにちは。
バイリンガル子育てブログを運営しているAyaです。

「公文英語の進度の目安が知りたい」
「公文英語はいつから始めるのが正解?」

現在公文英語をしている方の中には、進度が早すぎて子供がしんどそうに見えている方もいるかもしれません。

また、公文英語を検討している方は、いつから始めるのが良いのか、迷われている方もいると思います。

我が家には、2人の子供が公文英語をしています。

2人とも進度が早くトロフィーをもらうレベルで先取り学習をしていましたが、現在、1人は年齢がもう少し大きくなるまで休会しており、1人は続けています。

私はこの2人の子供を見ていて、はっきりと気づいたことがあります。

公文英語の進度には適正年齢がある

そこで、今回は公文英語の進度表を分析し、我が子の経験から、いつから始めると効果的なのかをまとめていきたいと思います。

公文英語で行き詰まっている方や、いつから始めるか迷っている方の参考になればうれしいです。

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公文英語の進度一覧

公文公式ページから抜粋した学習内容と進度をまとめました。

教材 進度の目安 学習内容
3A 幼稚園 身近な単語を復唱する練習
2A 幼稚園 身近な単語(名詞)
イラストを見て音読できる力をつける
A 小1 数字や身近な単語を聞いて意味がわかる
名詞・形容詞・動詞を中心にイラストを見て音読する力をつける
B 小2 2語の句、3語の命令文の意味がわかる
be動詞が出てくる
C 小3 一般動詞の入った文の理解
D 小4 アルファベットの大文字小文字
単語をバランスよく書く練習
E

小5

文の書き写しの練習
be動詞・一般動詞
F 小6 be動詞・一般動詞・人称
GⅠ 中1 be動詞&一般動詞の肯定文・否定文・疑問文・命令文
GⅡ 中1 be動詞・一般動詞の過去形
現在形と過去形の使い分け
進行形
HⅠ 中2 助動詞
be動詞と一般動詞の復習
動名詞・不定詞
HⅡ 中2 動詞や形容詞を含んだ句
be going to / have to
比較級・受動態
IⅠ 中3 現在完了
動詞の変化
不定詞を含む文
IⅡ 中3 関係代名詞
接続詞
程度を表す表現
句・節のかたまりの理解

J〜0

高校生教材 長文読解を中心とした学習

学習内容を見ていくと、単語学習から始まりB教材(小2レベル)で簡単な 文法学習、D教材(小4レベル)でアルファベットを書く学習、それ以降は本格的に文法学習が始まることがわかります。

体系的な文法学習がF教材(小6レベル)から始まり、中3レベルであるIⅡ教材まで続きます。

その後は、J教材(高1年レベル)で長文読解に入り、不思議な国のアリスなどの物語やガンジーなどの偉人を取り上げたノンフィクションの作品を読んでいきます。

公文英語の進度 体験談

小1の息子

・小学校1年生でHⅠ(中学2年生)レベルへ

・TOEFL Primary Step1で218点中214点の高成績を獲得

順調な進度で学習を進めていた息子は、小1の3月には中2レベルのH教材をしていました。

が、玄関で寝転がって泣いて公文に行きたがらなくなり、即日休会の運びになりました。

思い返せば、H教材に入る前後あたりから、公文英語が面白くないと言い出し、渋々宿題をするようになっていました。

現在は、年齢的に公文英語の文法学習に適正な年齢に達するまでお休みし、違う英語教材で学習を続けています。

小5の娘

・高校教材の長文読解を学習中

・リーディング力が伸びている

娘は、楽しく公文英語を受講中です。

同じように高い進度で公文英語の学習を続けてきたにも関わらず、兄弟でなぜ英語学習意欲に差が生まれてしまったのでしょうか。

私が、様々な子供の英語学習についての書籍を読んで導いた結論、それは…

先取り学習の有名な公文式だけど、公文英語の場合は教材レベルに応じた適切な年齢が存在する

ということでした。

すなわち、教材の特性上、先に進めば必ずしも効果が上がるというものではない、ということです。

算数の場合は先取り学習が機能するのに、なぜ公文英語の教材はそうではないのか。

次からは、教材進度と適正年齢について考察していきます。

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いつから公文英語を始めるのが正解?
進度に注意!

公文英語は、単語学習から始まるので幼稚園からでも楽しんで学習を始めることができます

だから、本来は誰でも学習に最適な年齢なんです。

ただし、初めのうちはの話です。

問題は進度。

公文式はスモールステップを積み重ねることを重視しているので、簡単なところから学習を開始してから先取り学習に進んでいくスタイルです。

進度の早さによっては、子供の脳の発達に追いついていない学習内容に入ってしまうこともあります。

英語で会話できる息子が、小学校1年生で7学年先の教材で心が折れてしまった理由もここにあります。

英語は算数の計算問題とは異なり、文法学習に適した年齢と効果が出ない年齢にはっきりと分かれています。

すなわち、単語学習レベルならOKな年齢、文法学習に合う年齢が存在します。

文法学習に入る場合には、効果の発揮できる年齢(10歳前後)であることが必要

個人差があるのであくまでも目安にはなりますが、具体的に公文英語教材に置き換えるのなら下記の通りになります。

幼稚園・小学校低学年なら…
D教材(小学校4年生)レベルまでは余裕!
文法学習が始まりしんどそうなら、公文式を休会して違う英語教材に変更もあり。

小学校中学年以上なら…
文法学習で力をつけていくことができる!
もう少し具体的に、この根拠を公文英語の実際の教材と照らし合わせながら見ていきます。

幼稚園から始めた場合におすすめの進度

公文英語は幼児から学習をスタートすることができます。

一般的に、公文式を始める子供が多い年齢は4歳〜7歳くらいで、小学校入学を意識して始める家庭が多いのだそう。

まずはイーペンシルというタッチペンを使った単語学習から始めるので、ネイティブ発音を聞きながら楽しく学習することができます。

3A~B教材(幼児~小2相当)
教材はイラストやうたを通して、小さなお子さまでも楽しく英語に親しめるよう設計されています。

公文式公式サイトより

イラストが多く、英語の音と発音のみに特化した楽しい構成です。

C~D教材(小3~小4相当)
身近な単語やフレーズを「聞いて」「読む」ことに慣れてから、「書く」学習に入ります。

公文公式サイトより

また、幼稚園児であれば、小学校3・4年生レベルのアルファベットを書く練習も脳の発達的には、無理なく取り組むことができます。

教材学習内容例文
3A身近な単語を復唱する練習Good morning
2A身近な単語(名詞)
イラストを見て音読できる力をつける
Red flower
A数字や身近な単語を聞いて意味がわかる
名詞・形容詞・動詞を中心にイラストを見て音読する力をつける
I like pandas.
B2語の句、3語の命令文の意味がわかる
be動詞が出てくる
two eggs
I am a doctor.
C一般動詞の入った文の理解I play soccer.
Where do you study?
Dアルファベットの大文字小文字
単語をバランスよく書く練習
I like spring.
I have seven cards.

公文式はスモールステップを大切にしているので、まずは「こんな簡単なところから?」と驚くレベルから始まります。

継続しているうちに先取り学習に入っていくので、途中から年齢と学習内容が合っているかをチェックしておく必要があります。

幼稚園児に向く公文英語教材
目安は3A〜E教材(小学校5年生レベル)

・単語学習
・アルファベットを書く練習
・be動詞・一般動詞を使った短い文を書く練習

公文英語の最初に学習する単語学習では、英語音声に合わせて学習しながら英語の発音や基礎となる単語を身につけることができます。

また、基本的なbe動詞・一般動詞を学習するE教材(小5)やF教材(小6)レベルくらいなら、問題なく学習を続ける子供も多くいます。

小学校低学年から始めた場合のおすすめの進度

小学校低学年から始めた場合もまずは単語学習から始まりますが、幼児さんよりは進度が早く、学年相応のレベルに追いつくことは難しくありません。

E~F教材(小5~小6相当)

身近な内容のスキットやストーリーを通じて、多くの語彙や表現を身につけていきます。

公文式公式サイトより

単語学習で英語のベーシックな力を養った小学校低学年の子供であれば、アルファベットや簡単な英文を書く練習へと進むことで英語の基礎力をつけることができます。

E教材以降の注意点は少しずつ、日本語を英訳する練習も入ってくるので難易度が上がってくるところです。

↑の写真にもあるとおり、「彼はチーズを作ります」という日本語を英訳しなければいけません。

選択肢があるのでlikesではなく、makesが正しいことが判断できればOK。

基礎的な英単語を知っていることは小学校3年生から始まる外国語の強化対策にもなるので、E・F教材を学習しておくことはとてもおすすめです。

小学校低学年に向く公文英語教材
目安は3A〜GⅡ教材(中学校1年生レベル)

・単語学習
・アルファベットを書く練習
・be動詞・一般動詞を使った短い文を書く練習
・基本的な文法学習

GⅡ(中学校1年生レベル後半)になると、過去形が入ってくるので、小学校低学年のうちは少し混乱する子供も出てくるのではないかと思います。

以上が、私が子供の英語習得に関する本や、アメリカのワークブックの文法学習進度を参考にして導いた、脳の発達からいって適正だと感じた公文英語の進度の目安です。

この進度の目安を超えて行った時に、しんどくなってきたり、うまく効果を出せない子供は出てくると思います。

失敗から気づいた、公文英語の進度が早い時に気をつけたいこと

先ほども少し触れたように、息子は小学校1年生で中2教材に入ったところで、完全に嫌気がさしてやめてしまいました。

この時、私が気付いたのは英語が得意だからなんとか問題を解いていただけであって、私が期待していたほどはプリントから文法を理解していなかった、ということでした。

公文英語は先生が解説してくれるわけではなく、プリントから自分で読み取る読解力と、読み取ったことを実践的に使う理解力が必要です。

小学校1年生の息子は、この2つがまだ未成熟でした。

だから、しっかりも読み取れていないから、理解も至っていなかったのだと思います。

ライティングの練習にはなりましたが、なんでもっと早く気付いてやれなかったんだろうと思ってしまったほど、効果は得られなかったと感じています。

現在は公文英語から算数に教科を切り替え、英語学習はオンライン英会話英語多読アメリカのワークブックを使って続けています。

算数が思いのほか気に入っていますが、小学校4年生くらいをめどに公文英語を再開し、文法学習を進める予定です。

読解力や理解力がまだ幼い場合は、文法学習のプリントは解けても理解できていないことがある

公文英語はいつから開始が効果的か「脳のしくみ」から考える

公文英語の根幹とも言える文法学習が、小学校低学年いかには難しいことをお伝えしてきましたが、それを裏打ちする根拠があります。

NHK出版新書から出ている「10歳から身につく、問い、考え、表現する力」という本の6章 英語を学ぶときに教えてほしいこと の中で「なるほど!」と感じた応用言語学の研究結果が取り上げられています。

応用言語学での「第二言語(母語の次に学ぶ言語)習得法」研究の中で最大公約数的にわかって来たのは、まず第一に低年齢の学習者は、言語の吸収が遅いという事実です。これは直感に反するかもしれませんが、実際に小学校的学年の児童に一年間でやっとこさ教えることができる語彙や文法事項でも、中学生なら数週間でマスターしてしまうことが可能です。第二に、低年齢の学習者ほど、音声を容易に吸収し、正確に再生する能力を獲得しやすいということです。

「10歳から身につく、問い、考え、表現する力」斉藤淳 著より
小学校低学年:
英語の音を正確に聞いたり話す能力が身につきやすい反面、文法などの知識の入り方が遅い

中学生:
文法や語彙の学習がスムーズに進む

幼稚園や小学校低学年は母語のように英語を習得する方法が得意な時期です。

例えば、保護者の海外転勤に帯同して英語圏の幼稚園に通い始めたらたちまち英語を話せるようになるのは幼稚園児たち。

逆に、小学校高学年になってくると母語のような学習方法での効果は薄くなり代わりに、文法学習が効果的になってきます。

小学校2年生の国語の教科書に出てくる文法といえば、主語や述語、指示語(これ、あれ等)、擬音語(パタパタ等)程度のものですから、脳の発達段階を考えると難しい文法を入れる必要がないことは明確です。

英語の場合は、現在形や過去形やどの基本的な文法を身につけることはできたとしても、受動態や現在完了形、関係代名詞を理解するのは、もう少し後の方が効率的に学べるということがこの研究結果からも見てとれます。

文法の学習を通じて外国語を身につけていく方法の効果が徐々に現れてくるのが10歳前後からです。(中略)経験的にいっても、後で述べる応用言語学の知見に照らしても、10歳以上になれば、徐々に文法を頭の中で整理していくやり方が効果を持ち始めるようです。

「10歳から身につく、問い、考え、表現する力」斉藤淳 著より

進度が早ければ早いほどすごい!という風潮のある公文式。

でも子供に効果的な英語学習を公文英語でさせたいのなら、低年齢で進度の速さにこだわるべきではないという結論に、私は調べた結果至りました。

実際に、アメリカのワークブックなどを見ていると、小学校2年生で名詞や代名詞、be動詞、動詞、形容詞などを取り組む程度の文法学習に留まります。

文法学習の効果がで始めるのは10歳前後からが効果がある

公文英語の根幹は文法学習と思う理由

E教材 公文式 ホームページより

公文英語の本領発揮は、このE教材以降から始まると私は考えています。

なぜなら、体系的な文法学習が始まるからです。

それまでの単語学習なら、市販教材で十分だと思っています。(コストを抑えて多様な英語学習が可能です)

くもん英語を市販教材で学習して効果を出す方法「何を学ぶか」がポイント!

続きを見る

公文英語の文法は、E教材からI教材(中学3年生レベル)までで、ほぼ完了することができます。

フルカラーだった教材も、中学生レベルのG教材に入るとモノクロに変化し、遊び要素の多い楽しい教材から本格的な英語学習へと移り変わっていきます。

G教材 公文公式ホームページより
E文の書き写しの練習
be動詞・一般動詞
I work in Paris.
It’s hot.
Fbe動詞・一般動詞・人称I am Yumi.
Does she have comics?
GⅠbe動詞&一般動詞の肯定文・否定文・疑問文・命令文This is not my umbrella.
Do you remember my son?
GⅡbe動詞・一般動詞の過去形
現在形と過去形の使い分け
進行形
She was active.
Where did you go last Sunday?
They were dancing.
HⅠ助動詞
be動詞と一般動詞の復習
動名詞・不定詞
Can you see many stars?
Did you see John this morning?
I decided to go home.
HⅡ動詞や形容詞を含んだ句
be going to / have to
比較級・受動態
You are so good at swimming.
I have to leave at seven.
Is rice eaten in Brazil?
IⅠ現在完了
動詞の変化
不定詞を含む文
I have been there once.
English is studied around the world.
I really want you to help me.
IⅡ関係代名詞
接続詞
程度を表す表現
句・節のかたまりの理解
I helped someone who was having a heart attack.
As I opened the front door, it rain in.
The world’s population is growing faster than we think.
I remember where we first met.
公文式 公式ホームページより

文法教材の合間にリーディング(参考↓)もところどころに入るので、習った文法と併せて読解力にアプローチすることもできます。

日本語訳もありますし、漢字にルビがふってあるので小学生でも読むことができるように工夫されています。

文法教材を効果的に始める目安

発達の早い子であれば小3くらいから

女の子と比べると比較的ゆっくり成長の男の子であれば小学校4年生(10歳)が目処

失敗なし!進度を見越して公文英語をいつから始めるか決める

公文英語は小学校3年生以降が始めどき

公文英語は、幼児から受講できるので何歳からでも受講できる印象です。

ただし、英語学習としての効果を求めるのであれば、幼児・小学校低学年ならD教材くらいまでが一つの目安となってしまいます。

文法が始まるE教材からは、10歳を目処に始めれば公文英語の効果を最大限に引き出すことができます。

先取り学習が有名な公文式ですが、算数は計算なのでプリント学習で感覚的に進められたとしても、英語は言語なので元々性質が異なります。

また、公文式は自学自習がベースにある学習方法であることも頭に入れておく必要があります。

先生が手取り足取り教えてくれるのではなく、自分でプリントから新しい知識を習得し実践で使っていく能力が必要です。

プリントを読む
 ↓
内容を理解する
 ↓
問題を解いて実践力をつける

では、小学校3年生になるまでには、どのような英語学習をどうしたら効果的なのでしょうか?

先ほども少し述べたように、小さな子供ほど母国語と同じような学習方法で英語を身につける方法がおすすめです。

うちの娘が、小学校入学前に英語を読めるようになった経験を綴ったブログ記事で詳しく書いていますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね。

最後に

今回は、公文英語の進度を考慮して、いつから公文英語を始めたら良いのか?をテーマに取り上げました。

結論としては、小学校3年生からであれば文法学習の効果が発揮されることを、経験談や脳の発達の事例を交えてお伝えしました。

公文英語教材は単語・文法力・長文読解の3分野から成り立っており、文法学習に何歳で入るかで英語の学習効果は変わります。

●英語に慣れる3A〜D教材

基礎単語、短い文、アルファベットに触れられるレベル。

幼稚園や小学校低学年でも無理なく学べる内容。

逆を返せば、家庭でも学習できるレベルだったりすることも…。
●文法学習中心のE〜I教材

文法学習がメインになり、リーディングの学習も少し入ってきます。

10歳前後を目処に開始することで効果的な英語学習が期待できます。

とにかく毎日学習する仕組みの公文なので、書く力がついていきます。
●リーディングのJ教材以降

リーディング教材に入り、文法教材での苦労が報われ、ストーリーの楽しさもあって楽に英語学習ができるようになるJ以降。

良質な作品や、偉人のお話に触れながら、新たな単語や表現を身につけられます。

公文英語の教材構成を理解すれば、自ずと子供にとって最適な学習時期が見えてきます。

公文式のAなら小学校1年生、Bなら2年生…という進度基準にとらわれるのではなく、脳の発達と教材内容を併せながら学習できるのが理想的だと息子の経験を通して感じたので、こちらのブログ記事にまとめました。

こちらのブログ記事が、お子さんの年齢にあった英語学習を見つける参考になればうれしいです!

▼公文英語教材の効果については、下記のブログ記事で英語4技能を元にレポートしています。

公文英語の効果はなぜ限定的⁈効果の出ること・効果なしなことを解説【小学生ママの口コミ】

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