こんにちは。
バイリンガル子育て7年目のAyaです。
英語圏では幼稚園〜小学校で必ず習うフォニックス。
フォニックスは英語の音の決まりで、英語の基礎といっても過言ではありません。
フォニックスを学べば、日本人の子供でも英語の発音が良くなり、すらすら英語を読めるようになります。

実際に、うちの娘も6歳でフォニックスを学び、小学校入学前に英語を読めるようになりました。
耳の良い子供だからこそ、上手に学べるフォニックスですから、良質な教材で正しく身につけたいですね。
そこで、今回は世界中から人気のフォニックス専用テキスト、Let’s Go Phonicsの中身を写真を使いながらレポートしていきます。
最後に、Let’s Go Phonicsを学べるオンライン英会話もご紹介していきます!
Let’s Go Phonics(レッツゴーフォニックス)とは
オックスフォード大学出版が出版しているフォニックス教材で、1〜3までの3冊が発売されています。
Let’s Go Phonics 1 | a-zまでの単音を主に学習 |
Let’s Go Phonics 2 | 母音aeiouや、2つのアルファベットが混ざった時の音の決まりなどを学習 |
Let’s Go Phonics 3 | 発音しないsilent letter、2つのアルファベットが組み合わさることで新しい発音となる文字の学習 |
フォニックスの専門教材なので、アルファベットがある程度わかるようになっている子供におすすめです。

例えば、pの音を学習するページ。
pから始まる単語と、pで終わる単語を実際に読みながら音を学んでいきます。
これを繰り返すことで、英語の正しい発音が身につき、英語が読めるようになっていきます。

CDがついているテキストと、ついていないテキストの2種類が販売されています。
Let’s Go PhonicsとLet’s Goの違い
Let’s Go | 英語4技能(読む・書く・話す・聞く)をバランスよく学習 |
Let’s Go Phonics | フォニックスに特化した教材 |
Let’s Goはまだアルファベットの学習が進んでいない子供に対応しています。
また、チャンツや歌で英語の音を学ぶことができるのも特徴です。
実際に、うちの娘もフォニックスと初めて出会ったのはこのLet’s Goをオンライン英会話で学習したのがきっかけでした。
まだアルファベットをちゃんと読めないという場合は、まずはLet’s Goの学習がおすすめです。
アルファベットがわからない子供も学習可能。
英語4技能をバランスよく学べる教材で、チャンツなどを通じてフォニックスも学べる。
Let’s Go Phonics
フォニックスをネイティブレベルで学べる
Let’s Go Phonics 1の中身
フォニックスの基礎を学べるLet’s go phonics 1の内容を見ていきます。
unit 1 | b,p |
unit 2 | d,t |
unit 3 | f,v |
unit 4 | m,n |
unit 5 | unit 1-4の復習 |
unit 6 | short a |
unit 7 | short e |
unit 8 | short i |
unit 9 | short o |
unit 10 | short u |
unit 11 | unit 6-10の復習 |
unit 12 | h,j |
unit 13 | hard and soft g |
unit 14 | hard and soft c |
unit 15 | s,z |
unit 16 | r,l |
unit 17 | w,y |
unit 18 | k,x |
unit 19 | qu |
unit 20 | unit 12-18の復習 |
MとNの発音など、似たような2つの音を対比しながら学んでいくユニットが多くあります。
混乱しやすい似た発音の違いを学ぶことができます。
↑は実際のMとNの学習ページです。
Mの大文字小文字を学んだ次に、実際に単語の発音しながら、Mの音を学びます。
Nについても同様に音を学びます。
1つのユニットは大体3ページの構成となっていて、3ページ目では学習したフォニックスの問題を解きながら理解を深めます。

Let’s Go Phonics 2の中身
Let’s Go Phonics 2では、2つのアルファベットが合わさった時のフォニックスを中心に学びます。
また、フォニックスを学習するなら外せない母音(vowel)の学習が入ります。
unit 1 | blended with l |
unit 2 | blended with r |
unit 3 | blended with s |
unit 4 | unit1-3の復習 |
unit 5 | magic e with a and e |
unit 6 | magic e with i |
unit 7 | magic e with o |
unit 8 | magic e with u |
unit 9 | vowel and magic e |
unit 10 | unit5-9の復習 |
unit 11 | sh,ch |
unit 12 | th |
unit 13 | wh,ph |
unit 14 | unit11-13の復習 |
unit 15 | the long a sound |
unit 16 | the long e sound |
unit 17 | the long i sound |
unit 18 | the long o sound |
unit 19 | the long u sound |
unit 20 | unit15-19の復習 |
半分以上のページを母音a e i o uの学習にあてているLet’s Go Phonics 2。
日本語では5つの母音しかないのに対し、英語には26音もあるのでしっかり学ぶ必要があります。
母音のページは2ページ構成になっています。
まず発音を学び、問題をときながら使い方を身につけていく構成です。

Let’s Go Phonics 3の中身
Let’s Go Phonics 3はこのシリーズ最後の巻です。
この本では、イレギュラーな発音となる音の決まりを学ぶことができます。
unit 1 | s,es |
unit 2 | silent letters |
unit 3 | unit1-2の復習 |
unit 4 | au,aw |
unit 5 | ou,ow |
unit 6 | oi,oy |
unit 7 | ow,ea |
unit 8 | oo |
unit 9 | unit4-8の復習 |
unit 10 | Three letter blends |
unit 11 | Digraphs and lends with n |
unit 12 | Other Digraphs and blends |
unit 13 | Other blends |
unit 14 | unit10-13の復習 |
unit 15 | ar |
unit 16 | er |
unit 17 | ir |
unit 18 | or |
unit 19 | ur |
unit 20 | unit15-19の復習 |
イレギュラーな音の決まりなんて聞くと難しそうに聞こえますが、意外にわかりやすいものばかりです。
sとesの違いは、名詞の複数形です。
ペンの複数形はpensで、時計の複数形はwatches。
同じ複数形でも、最後にsとなる場合とesとなるケースを学びます。
また、この本ではsilent lettersを学びます。
comb(くし)や、knit(ニット)など、実際には読まないアルファベットの入っていますね。

フォニックスができると良いこといっぱい!
Let’s Go Phonicsの教材を通じて、フォニックスの奥深さが見えてきたのではないでしょうか。
英語の音には決まりがあり、それを知ることで英語をすらすら読めるようになります。

大人は頭を使って覚えようと指定まうことがありますが、子供は感覚的にこの決まりを習得する能力があります。
フォニックスを理解すると、知らない単語を聞いただけでそのスペルが頭に浮かぶようになります。
英検などの検定試験では、リスニング問題の比重は高いですし、英語が聞き取れるようになると受験でも有利になります。
大人になってから1からフォニックス学習を始める人もいるくらい、英語の基礎がつまったフォニックス。
感覚的に覚えられてしまう子供のうちに学んでおきたいですね!
Let’s Go Phonics は高い⁉︎
Let’s Go Phonicsは、ネイティブの子供達並みにしっかりフォニックスを学べる優秀な教材ですが、1つだけ欠点があります。
それは価格が高いこと。
Amazonでは、1冊3000〜5000円することもあります。
メルカリなどで安く中古品を探す方法もありますが、おすすめの解決法が1つあります。
それは、オンライン英会話のネイティブキャンプを利用する方法です。
そもそもフォニックスは音を発音しながら学ぶ教材なので、家庭学習ではなくオンライン英会話で講師と一緒に練習するのに向く教材です。
・ネイティブキャンプ
・リップルキッズパーク
・ハッチリンクジュニア
この3社の中で、ネイティブキャンプだけは教材を買わずにレッスンをすることができるんです。
Let’s Go Phonicsを学べるオンライン英会話
ネイティブキャンプ
・レッスン受講し放題で月額6480円
・ほとんどの教材が購入不要で受講できる
・予約なしで思いたたらすぐレッスン可能
また、子供向けの講師も在籍しています。

リップルキッズパーク
・週1回〜レッスン回数が選べる
・英語初心者向けの教材が多い
・家族でアカウント共有できる

ハッチリンクジュニア
・とにかく先生が遊んでくれる
・教材が豊富で初心者〜帰国子女まで対応可
・家族でアカウント共有できる
また、教材の種類も豊富なので、Let’s Go Phonics以外にも、他社では取り扱っていない教材に出会えるのもハッチリンクジュニアの特徴です。
最後に
今回は、Let’s Go Phonicsを取り上げ、その学習内容やオンライン英会話をレポートしました。
フォニックスの学習は、耳が柔軟な子供に向く学習方法です。
小学校入学前後になると、日本語の文字の読み書きに興味を持つ子供が増え、フォニックス学習がうまく進みやすい年齢です。
もちろん、小学校中学年以上でも、英語を読み始めるきっかけになるので、ぜひ学習しておきたい英語学習の1つです。
英語を読めるようになると、その後の英語学習がかなりスムーズに進んでいくので、ぜひフォニックス学習を取り入れてみてくださいね!
こちらのブログ記事がフォニックス学習の1つの参考になればうれしいです。
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