英語の本

英語多読におすすめ!子供向け洋書【レベル別33選 】初心者~ネイティブ小学生

05/24/2021

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こんにちは。
バイリンガル子育て6年目のAyaです。

英語多読の効果といえば、単語の暗記や問題集に取り組むことなく、単語や読解力を身につけることができるところ。

でも、洋書を置いている本屋さんは限られているので、子供にあう本が見つけにくい悩みもありますね。

そこで今回は、英語多読が楽しくなる子供向けの絵本や洋書を、語数や年齢の目安を踏まえながら易しい順にご紹介していきます!

● 英語多読初心者の幼児向け絵本

● 英語多読初心者の子供におすすめの絵本

● 英語多読におすすめのチャプターブック
  ネイティブ圏の小学生向けレベル

● 小学生がはまった!英語多読におすすめの本

● 英語多読の気分転換におすすめの洋書

● 大人も楽しめる!英語多読の中級者を目指す洋書

● これが読めたら今後の英語多読が楽になる洋書

このような感じでかなり簡単な絵本レベル〜英検1級の人でも楽しめるような本まで取り上げていきます。

洋書レベルの選び方は難しいと思いますが、YouTube動画もつけているのでまずは簡単に子供が読めるレベルの洋書を選ぶことがおすすめです!

英語多読初心者の幼児向け絵本

目標:
短い英文をすらすら読めるようになること。

Oxford Reading Tree Stage1-5

おうち英語をしている方なら誰もが知っている英語絵本、オックスフォードリーディングツリー。

イギリスの小学校の教科書に取り入れられているだけある実力派の本です。

繰り返し同じ単語がさりげなく出てきて、だんだん単語の意味が理解できるようになるのが特徴です。

単語のレベルがステージ毎に考慮されているので無理なく英語の習得を進めることができます。

ステージ1は1冊のの単語数が2-35とかなり簡単なので、私はステージ1+から始めました。

ステージ1+は1冊の単語数が40前後です。

ステージごとの単語数はコチラ

1文が短くて、聞き取りやすく、勝手に反復しています。
「読書」と難しく考えなくとも、絵を指さして、変化をとらえて楽しんでます。
おうち英語始めるには、とてもいいです。

Amazonレビューより

かさばらない厚さの本なので、たくさん購入しても収納場所をとらないのも嬉しいポイントです。

ORTの特徴
・ イギリスの教科書に採用されている
・ 繰り返し表現が多く意味が理解しやすい
・CD付きのものが販売されている

Jolly Phonics Readersシリーズ

フォニックス学習で有名なジョリーフォニックスですが、英語を読み始めるための初期レベルの英語絵本も出版しています。

読み間違いやすい単語が分かるように導いてくれる仕組みが特徴です。

例えば、↑の写真のように、発音しなくて良いアルファベットは薄いフォントになっています。

ひと目見ただけで、mouseのeを発音しなくてよいことが理解できますね。

フォニックス学習のジョリーフォニックスらしい、英語の発音の学習にも通じる英語絵本になっています。

▼ジョリーフォニックスリーダーズの詳しくは下記のブログ記事にてまとめています。

参考ジョリーフォニックスの読む力がつく絵本Jolly Phonics Readersがおすすめな理由

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レベル1〜4まであり、各レベルには18冊の絵本がそろいます。

レベル1だと1冊8ページで、1ページにつき5語程度の短い英文が1つだけなので、初めての英語絵本にはぴったりです。

レベルが上がると、北風と太陽や、ありとキリギリスのイソップ童話などを読めるようになります。

Jolly Phonics Readersの特徴
・英語の読み方を意識しながら本を読める
・レベル毎に18冊あり、基礎を積み重ねられる

I can read!My firstシリーズ

英語多読初心者の子供向け絵本が豊富なI can read!シリーズ。

My first レベルの中でも、犬のビスケットがメインに描かれシリーズはストーリーの可愛さもあり多読を始めた子供たちに人気です。

リズム感もよく子供も覚えやすいです.
一頁の行数も少ないのでお母さんにとっても読みやすいと思います.
寝る前に読むのにぴったりです。

Amazonレビューより
I can read! My first の特徴
・英語多読の初心者向けに制作されている
・1冊150語ほどの語数なので読みやすい

Ninja Life Hacksシリーズ

子供が大好きな忍者が出てくる英語絵本です。

現代的なイラストと、教育的なストーリーが魅力のNinja Life Hacksシリーズ。

感情を表す言葉を持つ忍者がそれぞれに自分の課題と向き合い、前向きな気持ちや教訓を与えてくれます。

30ページほどで構成された本で、1ページ10〜30語程度の単語数で読みやすい絵本です。

↑作者さんがYouTubeで読み聞かせもしてくれています。

日本ではあまりなじみのないシリーズですが、アメリカのAmazonでベストセラータグがつくほど人気です。

Ninja Life Hacksの特徴
・登場人物は全て忍者
・教育的なストーリーで自己肯定感が高められるストーリー

▼ Ninja Life Hacksの詳しい内容は下記のブログにてまとめています。

参考Ninja Life Hacksシリーズってどんな英語絵本?内容を口コミレポート

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Fly Guyシリーズ

T

少年Buzzと賢いハエのFly Guyが織りなすユーモアあふれるストーリーです。

昔からある名作絵本とは一線を画す現代的なイラストと、ストーリー展開の面白さからアメリカでも人気の絵本です。

私自身、ハエの絵本なのではじめは敬遠していたのですが、買ってみたらFly Guyの立ち回りがよくユーモアを感じるところに小学生の息子がハマりました

チャプターが3つに分かれているので、ストーリー転換を把握しやすい点も英語多読初心者の子供にはぴったりです。

語数は1冊200語〜330語程度で構成されていて、読みやすい分量です。

現在までに18冊の絵本が出版されています。

Fly Guyシリーズの特徴
・ユーモアあふれるストーリー
・対象年齢はネイティブ圏の4歳〜8歳

▼ Fly Guyシリーズの詳しくは下記のブログ記事てにまとめました!

参考Fly Guy Seriesってどんな英語絵本?内容を口コミレポート

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子供に読ませたい!
世界の名作英語絵本

日本語にも翻訳されている外国の絵本なら、すでに知っているストーリーなので英語でも理解できるものがたくさんあります。

●おやすみなさいおつきさま
  単語数:130

題名の通り、寝る前に読むのに最適な本です。2歳の娘に購入。1つ1つ家にあるものに
"Good night"を言います。文字数は少ないですが、寝る前ですのでちょうど良いかと。

Amazonレビューより

●はらぺこあおむし
単語数:224

もうすぐ4歳になる息子が、英語版の本が欲しいと言うので購入しました。英語の発音がダメな私でもCD付きのこれなら!と思い決めたのですが、よかったです。

Amazonレビューより

●Maicy’s シリーズ
 2歳から5歳までを対象とした絵本シリーズ。

簡単な英語で読みやすく、わかりやすく、また仕掛けもシンプルなので小さい子でも楽しめます。絵もカラフルで良いです。メイシーちゃんシリーズは我が子のお気に入りです。

Amazonレビューより

▼ ここまででご紹介しているレベルの英語絵本を、下記のブログ記事にてさらにたくさん紹介しています!

参考英語絵本の読み聞かせ YouTube【おすすめ24選】初心者からOK!

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英語多読初心者の子供におすすめの絵本

目標:
1冊1000-2000語の短いストーリーを読めるようになる

Oxford Reading Tree Stage6-9

オックスフォードリーディングツリーはステージごとに文章量が増えていきます。

ステージ6400-500語/1冊
ステージ7900語前後/1冊
ステージ81000前後/1冊
ステージ91200前後/1冊

1冊完結のお話で、ステージ1~同じキャラクターが出てくるので世界観がつかみやすいです。

うちの子供たちは単語量が増えたことにあまり気付かず、レベルが上がるごとに長い文を読めるようになりました。

レベル7の単語量でも↑このくらいで、絵の方が分量が多く小学生でもスラスラ読める内容です。

小学校低学年の息子は、このThe Bullyという本がお気に入りです。

子供が思ったよりCDの効果音などで楽しんでいます。本の薄さもストレスにならないようです。

Amazonレビューより

口コミにもあるように、内容はしっかりしていますが本が薄く絵が多いので子供でも気負わず読むことができると、実際に使ってみて感じました。

ORT(レベル6以上)の特徴
・ マジックキーを通じて様々な冒険に出かけるお話
・ ストーリーの起承転結がありわかりやすい

Step into reading Step3

I can read!シリーズと並んで、英語多読初心者によく読まれているStep into readingシリーズ。

Step1で1冊100語前後、Step2で300語前後なので、多読初心者の頃におすすめです。

Step3になると、500語-1000語を超える本が出てくるので、少し英語多読に馴染んできた頃に読みたいレベルです。

1冊の語数はコチラが参考になります。

文章は少し長くなってきますが、絵を見ているだけでもストーリーがわかりますし、文字が大きくて読みやすい本です。

オリジナルの絵本だけでなく、ディズニーやパウパトロールなどのキャラクターの本があるのもうれしいですね。

Step into reading step3の特徴
・ステップによって語数が分かれているのでレベルにあった本を見つけやすい
・子供の好きなキャラクターの本で気をひきやすい

I can Read! reading Level2

I can read!シリーズもレベルが様々ありますが、レベル2は絵が多く語数も1冊2000前後の絵本がそろいます。

福音館書店から発売されている絵本 フランシスシリーズの原作や、バッドマンなど、たくさんの種類の絵本がそろっているので、子供の好きなテイストを選ぶことができるのも魅力です。

レベル2はネイティブ圏の4歳~8歳を対象とした本なので、幼稚園〜小学生くらいにわかりやすい内容です。

Great book for the start of the new school year.

Amazonレビューより
I can read!シリーズの特徴
・ レベルにより語数が異なるのでレベルにあった本を見つけやすい
・ 文章量多めの絵本の感覚で読める

The Cat in the Hat’s learning libraryシリーズ

実写の映画化もさえて有名となったCat in the Hat。

Learning Liburaryシリーズでは、動物やお金、太陽系や、南極や北極、人体などを取り上げており、英語多読をしながら知識も広げることができます。

1冊の語数は大体1000語程度ですが、ページ数が48ページあるので、1冊読めばそのテーマの知識がしっかりと身につきます。

ネイティブ圏の対象年齢が5歳〜8歳で、子供目線でストーリーは進みますが、大人の私でもそうだったんだ!と学びにつながることが多いです。

The Cat in the Hat’s learning libraryの特徴
・フルカラーのイラスト
・知識を身に付けられる内容

▼ The Cat in the Hat’s learning libraryシリーズの詳しくは下記のブログ記事にてレポートしています。

参考多読におすすめ The Cat in the Hat's learning libraryの口コミ

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Nate the greatシリーズ

少年探偵ネイトが、愛犬と一緒に小さな事件を解決していくかわいいお話。

1冊ずつの単品購入も可能ですが、シリーズで読む方が世界観にはまる!と評判です。

英語多読素材として購入しました。
あくまでも子供向けのミステリーではありますが、
初級の多読素材としては、とても面白いと思います。
また、ストーリーの後には、今回の推理に使った知識の詳しい説明などもあって、へぇ〜、外国の子供たちはこうやって初歩の知識をつけていくのか!と別の意味でも面白かったです。

Amazonレビューより

カラーページとモノクロページの2種類のページ構成です。

現在完了形なども出て来ますが、基本的な文章が多く、一文も短いのでさらっと読むことが出来ます。

Nate The grateの特徴
・対象年齢はネイティブ圏の6歳〜9歳
・1500〜2500語の文庫サイズの本

▼ Nate the Greatの詳しくは、下記のグログ記事でレポートしています!

参考英語多読初心者向け Nate the greatってどんな本?語数や内容を解説

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National Geographic for Kids

自然や科学をテーマとしたアメリカの雑誌、ナショナルジオグラフィックから子供版の写真絵本が出版されています。

美しい写真が多く、1冊ごとに設定されたテーマを深く学ぶことができるのが特徴です。

プレリーダー・レベル1・2・3の4種類があります。

レベル3の内容はこんな感じです↓

リアルな写真&とことんテーマを追求した解説が、特に図鑑好きな子供には響きます。

レベル毎の1冊の語数の目安は下記の通りです。

プレリーダー40〜150語程度
Level1500〜800語程度
Level2600〜1300語程度
Level31600〜2600語程度

物語の世界で出会う単語とは違い、自然の用語などに出会うことができるのも、ナショジオの良いところ。

また、ナショジオの公式ホームページでは、子供向けに動物や自然のことを紹介しており、無料で使えるのに内容がしっかりしていて多読におすすめです。

National Geographic kids
公式ホームページ 

National Geographic の特徴
・ 写真が美しく図鑑のような作り
・ 動物や自然科学が取り上げられておりリアルな世界を英語で学べる

A faraway tree adventure

約80年前に出版されたThe world of the Magic Farawayを現代風のデザインにして出版された冒険物語、A Faraway tree adventure。

文庫サイズでチャプターブック風ではありますが、フルカラーで全てのページは絵が入っています。

チャプターブックよりは文章量が少ない&絵が多いので、チャプターブックに移行する前におすすめの本です。

物語の大切な部分は太文字になっているので、まだしっかり物語を掴めない小学校低学年にも読みやすい構成です。

本が全てフルカラーなので子供の目を引きますし、文庫サイズで1冊80ページほどなので楽に読み切ることができます。

A Faraway Tree Adventureの特徴
・薄い文庫本サイズでコンパクト
・対象年齢はネイティブ圏の6歳〜8歳
・全てのページがフルカラーのイラストの中に文が配置されている

Owl Diaries

フクロウの主人公エヴァを中心に友情を描いた女の子むけのチャプターブック、Owl Diaries。

カラフルな可愛いイラストが魅力の1冊です。

日記ではありますが、フルカラーの絵があるので絵本のような感覚で読み進めることができます。

現在のところシリーズ16冊が出ていますが、どの巻から読んでも内容がわかるストーリーなので1巻から読まなくても大丈夫です。

ネイティブ圏の対象年齢は5歳〜7歳。

1冊80ページほどで、語数は2800前後です。

Owl Diariesの特徴
・カラフルな絵が全ページにあり読みやすい
・英文の自力読みができるようになった子供がチャプターブックに移行する前に読む本として作られたシリーズ

Usbone Young Reading series2

これまでは小学生レベルが楽しめる本をご紹介してきましたが、Young Reading シリーズは中学生・高校生にもおすすめです。

<中学生以上におすすめのポイント>

・児童文学などの名作が多く読み応えがある

・知っているお話も多いので、文章量が少し多くても読みやすい

・中学生・高校生で習う単語で読める

UsborneのYoung Readingシリーズにはレベルによって語数の目安があり、自分に合った多読の本を見つけやすい所も便利です。

シリーズ1 1700語前後/1冊 リトルマーメード
はだかの王様など
シリーズ2 2500語前後/1冊 不思議の国のアリス
オズの魔法使いなど
シリーズ3 5000語前後/ 1冊 タイタニック
レオナルドダヴィンチなど

CD付きの物もありますし、本だけの物も販売されています。

我が家では、シリーズ1と2を購入してみました。

イラストが小学生向けではありませんが、名作に触れられた点が良かったと思います。

例えば、The Prince and the Pauper(王子と乞食)。

これは、名作を教材に利用している公文英語の高校生レベルに採用されているお話です。

日本ではそこまで有名でないお話にも、触れられるシリーズであるところが良いと感じています。

詳しい単語数はコチラから確認できます。

Young Readingシリーズの特徴
・世界の名作が読める
・シリーズが3つに分かれているので英語レベルにあった本を見つけやすい

英語多読におすすめのチャプターブック
ネイティブ圏の小学生レベル

目標:
1冊5000語前後の本が読めるようになる。

ここからは、ネイティブ圏の小学生レベルの本をご紹介していきます。

文字数的にもかなり増えていきますから、英語上級レベルの日本の中学生や高校生の英語多読にもおすすめです。

目安としては、YL(読みやすさレベル)2~2.5程度のものをご紹介します。

Marvin Redpost

アメリカの児童文学作家のルイス・サッカーさんは、多読に向く名作を書かれています

小学校低学年向けの薄い本なのですが・・・さっと読めて かつ おもしろかったです。
英語はそんなに得意じゃないけど 何か読んでみたいな・・・何かおもしろい短いお話はないかな?という学生さん(中学生さんや高校生さん)におすすめです。Louis Sacharさんの作品は いまのところ何を読んでも面白いです。

Amazonレビューより

大人の方もルイス・サッカーさんのファンもいるほどの人気です。

主人公の豊かな想像力で身近な世界が楽しく描かれたストーリー。

今までご紹介してきた本と比べると文字が小さくなり、単語数も1冊5000~7000に増えます。

文章が長くなる分、ストーリーの世界を深く楽しめるところも人気の秘密です。

Marvin Redpostの特徴
・ 対象年齢はネイティブ圏の6歳〜9歳
・ 身近な子供の世界を通じて英語を学べる
・ページ数は96ページ程度

Magic Tree Houseシリーズ

英語多読のブックガイドに毎回のように紹介されている Magic Tree Houseはファンタジーのお話です。

28巻までは4冊で1話完結のスタイルで進みます。

1冊70ページほどで構成されていて、1冊5000語前後のボリュームがあります。

29巻~は1話完結になりますが、1冊の語数が10000~15000と多くなるので、まずは28巻までを読みたいですね。

中学英語ぐらいの易しいレベルで、尚且つとても読みやすい。
単文ですっきりと書かれているので、難しい文法に出くわして読書が中断されることもありませんでした。このシリーズを何冊か購入しましたが、中にはテーマにあまり興味がなかったりして、まあまあかなと思うものもありました。しかし、逆に好きなテーマの時は読みやすさも手伝い、とても楽しめる作品です。また、毎回テーマが違い、一巻、一巻が独立しているように見えますが、各巻にはちゃんと伏線が張られ、シリーズものの物語としても話が展開していくので、とても面白いと思います。

Amazonレビューより

読み終わった後に楽しめる英語サイトもあるので、ゲーム感覚で楽しむことができます。

Magic Tree Houseの特徴
・ 冒険のストーリー
・ お話の世界を楽しみながらも理科の知識も身につけられる

Disney Before the Story

アナと雪の女王、ムーラン、ポカホンタス、シンデレラなどの名作の主人公の子供時代を描いたストーリー。

映画にも負けないディズニーストーリー構成でディズニー好きなら楽しめること間違いなしです。

ネイティブ圏の対象年齢は5歳〜8歳ですが、128ページと読み応えがあります。

所々に入るディズニーのイラストもフルカラーで目を引く本になっています。

Disney Before the Storyシリーズの特徴
・ディズニー映画では描かれていない主人公の子供の頃のエピソードを楽しめる
・所々に挿絵のあるチャプターブック

Oxford bookworms stage1

Bookwormsはステージ1~6までがそろうシリーズです。

1冊完結でフィクション、ノンフィクション、昔話など幅広くそろっています。

大人の方もこちらを使って多読している方が多いですね。

ステージ1の為、辞書を引かなくても読みきれると思います。 私は子供の頃、本を読んだ気もしますので、話が進む内に少しづつ思い出してきました。 ですが内容を知っていても、さすが古典、楽しめます。

Amazonレビューより

ステージ1だと、5000語前後のお話が多いので、読める本の長さをのばしていく練習にぴったりです。

Oxford bookworms stage1の特徴
・ 大人の英語学習からも支持されている
・ 日本やニューヨークなどを紹介したノンフィクション、世界の名作物語などジャンルが豊富

My Weird School

小学校2年生の小学生が主人公のストーリで、小学生だけでなく大人の英語多読をしている方からも人気です。

内容は英語が苦手な人でもスイスイ読める、学園コメディー。
読みすすめるほど、登場人物に愛着が湧いてきます。超オススメです。

Amazonレビューより

YouTubeの再生回数も多く、人気の高さがうかがえます。

1冊の語数は6500~7000程度です。

My weird schoolシリーズが21冊、その後My weird school Dazeシリーズが12冊続きます。

My Weird Schoolの特徴
・ コメディー要素のある本
・ 対象年齢はネイティブ圏の6歳〜10歳

Scholastic In Action シリーズ

英語多読をしながらも、英語の教材のように学習もできるのが、In Actionシリーズです。

英語のことわざや、イディオム、会話表現など様々な分野の本が出版されています。

見開き2ページで1つの会話表現や単語を学びます。

左側のページで、英語の表現の解説と例文を読んだ後に、さらに4コマまんがを読むことで、より状況を理解して英語表現を知ることができます。

1冊125ページ程度の本当なっています。

Scholastic In Actionシリーズの特徴
・例文が多く、イメージを掴みやすい
・ことわざやイディオムなど種類が豊富

▼詳しくは下記のブログ記事にてまとめています。

参考英語多読&まんが教材【小学生〜大人まで使える】スカラスティックIn Action

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小学生がはまった!英語多読におすすめの洋書

好き嫌いが分かれるかもしれない本もありますが、小学校2年生(男子)がはまっている本をご紹介します!

Captain underpants

白いブリーフに赤いマントがトレードマークのキャプテンアンダーパンツ。

下ネタ好きな子供ならうけること間違いなしです!

1冊6000語程度と文章量は多いですが、挿絵がかなり多いのでしんどい感じがありません。

まんがのような感覚で読むことのできる気軽なページもあります。

子供向けとはいっても、英語ネイティブじゃないと、知らない様な単語もたくさん出てきます。この本を読むような年齢層でも、これぐらいの単語は当たり前に知っているものなんでしょうか。それでも、全ページに絵が付いているので、英語だけで完全に意味が掴めなくても、何が起きているかはわかります。イメージで補えるので、英語多読には最適です。

Amazonレビューより


はまると笑いが止まらない本ですが、nasty toilet pee pee sandwiches みたいな表現もあるので、お上品な家庭にはおすすめできません、笑

Captain Underpantsの特徴
・小学生男子が好きそうな下ネタあり
・対象年齢はネイティブ圏の7歳〜11歳
・1冊 約300ページ

Dog Man

半分人間、半分犬の主人公Dog Manが泥棒たちと追いかけっこをしているストーリー。

まんがなので、ストーリーは吹き出し(会話)を中心に進んでいきます。

泥棒であるペティが脱獄したり、奇妙なロボットでDog Manに挑んできたり、穴に落ちたり…小学校低学年の息子がはまって読んでいるまんがの1つです。

口コミでも、くだらないけど子供がはまっているなどのコメントが多く見られます。

ネイティブ圏の6歳~9歳を対象とした本になっています。

DOG MANの特徴
・ 泥棒VS警察の笑いのあるストーリー
・ 1冊5000語ほどの英語まんが

DIARY of Wimpy kid

グレッグのダメ日記というタイトルで日本でも出版されているDIARY of Wimpy Kid。

主人公のグレッグの視点を通して、学校や家庭で巻き起こるドタバタ劇が描かれています。

ロングセラーの本で、2023年9月現在、18冊目まで出版されている人気作です。

1冊2万語前後ですが、絵が多いので分かりやすい印象です。

小学校低学年の息子に2万語は多いと心配しましたが…

イラスト部分だけ飛ばし読み

好きなシーンの文章を読む

なんとなく通しで読む

という感じで、結局丸々1冊を読んでいます。

もちろん、新刊が出たら飛びついて読むほど大好きです。

「普通の」少年の日常が面白おかしく描かれています。
英語も学校英語では習わない表現がたまに出てくるものの、突拍子もないスラングはなく、教材に適している。挿し絵が多いけど、単純な文ばかりでもないので、難易度的にちょうどいい。

Amazonレビューより

子供向けの洋書ではありますが、英検2級程度のレベルであっても知らない単語に出会うことができます。

YouTubeでは映画版もみることができます。

DIARY of Wimpy kidの特徴
・ 語数は多いがイラストがユーモアで楽しめる
・ 映画と合わせて、原作を楽しむことができる

英語多読の気分転換におすすめの洋書

英語多読をしていると、伸び悩みをしているように感じることはありませんか?

そんなときは、今読んでいる洋書のレベルを下げた本を読むと良いのだそう。

これは、大人も子供も共通して言えることで、私が多読をするにあたって参考にさせていただいた本↓の中で紹介されていました。(P70参照)

この考え方から、私は子供にあえてスラスラ読めるレベルの本も買うように心がけています。

また、行き詰った時は、今まで読んできた本に似たものから離れて、百科事典やまんが、好きな歌の歌詞を読んだりするのもおすすめです。

Britannica All New Kids' Encyclopedia

ブリタニカの子供向け百科事典で、幅広いテーマが美しい写真やイラスト共に取り上げられています。

415ページのボリュームのある百科事典は、大きく8つの分野に分かれています。

・ Universe
・ Earth
・ Matter
・ Life
・ Humans
・ Ancient & Medieval Times
・ Modern Times
・ Today & Tomorrow

ネイティブ圏の8歳~12歳を対象に作られた百科事典で、アメリカのAmazonのベストセラーでもあります。

絵の配分が多いながらも生活圏では出会わないような単語にも出会うことができますし、専門要素が強めな単語はイラストを使って分かりやすく解説されています。

英語の百科事典の特徴
・単語の幅を広げられる
・歴史や理科分野に知識を広げられる

▼ 英語の図鑑や百科事典を下記のブログ記事にてまとめています!

参考英語の図鑑おすすめ17選【欲しいが見つかる】幼児〜大人向けを紹介

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日本でも人気のあるマンガの英語版を読んでみる!

日本で大人気の鬼滅の刃や呪術廻戦、国民的なマンガとなったドラえもんなど、クオリティの高い日本のマンガは世界でも子供から大人まで楽しまれています。

絵があって内容が理解しやすいマンガは英語学習にはもってこいの側面もあり、英語多読の息抜きにおすすめです。

うちの子供たちも、英語のマンガから擬音語を多く学びました。

参考日本の漫画の英語版【読んでおきたい15選】 バイリンガル版あり!

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大人も楽しめる!英語多読の中級者を目指す本

ここからは、単語量が8000前後以上の子供向けのチャプターブックをまとめていきます。

YL(読みやすさレベル)としては、3.0-4.0で、英語多読の正念場と言われているレベルです。

このレベルがすらすら読めるようになれば、今後の英語多読も順調に進められると言われています。

A to Z mysteries

Aから始まりZまでの少年探偵ミステリーで、子供向けとは思えない結末の見えないお話が大人からも人気の本です。

全26冊あり、1冊8000-9000語のストーリーとなっています。

児童書なので読みやすいですが、それだけでなく(ストーリーが)大変面白くまた、会話が多く、登場人物が生き生きとしています。英語学習している人にも英語の表現の勉強になると思います。

Amazonレビューより

ネイティブ圏の6歳~9歳向けの本で、文章を読む力がついてきていれば楽しむことができます。

A to Z Mysteriesの特徴
・謎解きのストーリー
・1冊完結型
・CD付きのチャプターブックあり
created by Rinker
Random House Books for Young Readers

My Father's Dragonシリーズ

日本でもおなじみの児童書、エルマーと竜シリーズ。

出版から40年たった現在も世界中で愛されています。

1冊7000語以上あり、対象年齢はネイティブ圏の8歳~12歳の英語本です。

仕事で少々英語を使う程度の語学力ですが、無理なく読めました。またIPadのKindleアプリで読んでいますが、わからない単語は長押しで、すぐ辞書の訳が出てくるのでそれも助けになりました。金額もお安いので暇つぶしにおすすめです。

Amazonレビューより
My Father’s Dragonシリーズの特徴
・世界中で愛されている児童書
・ネイティブ圏の小学校高学年レベル

これが読めたら今後の英語多読が楽になる洋書

目標:
1冊2~3万語程度の児童書を読めるようになる
ネイティブ圏の小学校高学年を対象とした児童書が読めるようになると、今後の英語多読がスムーズに進められると言われています。

今のママ世代が子供の頃にはやったテレビシリーズ「大きな森の小さな家」(Little House in the Big Woods)がこのレベルの本になります。
和訳された「長靴下のピッピ」(Pippi Longstocking)はうちの子供たちも大好きなシリーズなので、洋書でも、いつか読ませてあげようと考えています。

Dork diariesシリーズ

全米で大人気のDork Daiaries。

中学校2年生の主人公が奨学金を得てお金持ちの私立学校に転校し、お金持ちのマッケンジーと火花を散らしたり、友達関係、恋愛などを日記形式で描いた学園もの

今、小学校5年生の娘がはまっているシリーズで、オーディオブックも聞いているほど大好きです。

Only recently purchased as a good report present and it has already been read by my 10 year old daughter, who is now asking for the next one in the series. Need I say more?(Amazonレビューより)
「こないだ買ってあげたんだけど、娘が次の本をほしがっています。これ以上言う必要がある?」というレビューに頷けるほど、特に女子にははまる要素が多く、どんどん読みたくなる本です。

対象年齢はネイティブ圏の9-13歳ですが、豊富なイラストがかわいく、ユーモアにあふれていて楽しく読み進めることができるためか、7歳の息子も読んでいます。

小2の息子は、主人公のニッキーの妹のハチャメチャぶりが好きで、時々吹き出しながら読んでいます。

1冊3万語ほどあるので、読みごたえはありますがすらすら読むことができます。

Dork Diariesに向く人
・ 女子度があがってきた小学生
・ 数日に分けて本を読めるようになった子供

Roald Dahlの作品

チャーリーとチョコレート工場など、ユーモアの溢れる作品をてがけたイギリス人作家、ロアルド・ダール。

ロアルド・ダールの本は、英語多読を紹介したブックガイドで必ずと言ってよいほど紹介されています。

チャーリーとチョコレート工場は約3万語になりますが、3000語程度の短編の本もあります↓

YouTubeで紹介されているThe ENORMOUS CROCODILEは、約2900語のお話です。

ロアルド・ダールの本の語数はコチラから確認できます。

チャーリーとチョコレート工場の口コミを見ると、「難しかった」「読みやすくて勉強になる」という2つの意見に分かれています。

英検二級を持ってる方ならかなり楽に読める本だと思います。
単語も簡単なものが多く、文法と熟語も一緒に覚えられて、わからない単語や熟語もゲスして考えられるようになり辞書も必要ありません。二級レベルでない方には少し難しい本だと思います。ただかなり勉強になりますし、大学受験する方にもおすすめで、長文対策になります。早慶以上を受ける方はもう少し難しい本がおすすめです。

Amazonレビューより

作品の世界観の好き嫌いもありますが、英語の語彙が増えてから読むのがおすすめです。

Roald Dahlシリーズの特徴
・ユーモアを交えた本が多い
・大人も楽しめる作品が多い

Wayside School

Marvin Redpostを書いたアメリカ人作家ルイス・サッカーの本です。

↑こちらのWayside Schoolシリーズは、TVシリーズ化された作品で、個性的な子供や先生がストーリーを盛り上げます。

1冊2万~3万程度の語数で、ルイス・サッカーの本の中では読みやすい方の本になっています。

Wayside Schoolの対象年齢はネイティブ圏の8-12歳です。

Wayside Schoolの特徴
・長編の児童文学
・ネイティブ圏の小学校高学年レベル

Holes

日本のAmazonでも人気の洋書としてランキングしているHoles。

10-14歳のティーンエイジャー向け作品でありながらも、そのストーリーの良さから大人の英語学習者からも人気の作品です。

47000語の長編の作品になるので、この作品まで読めればかなり英語の多読は安定してできるといえると思います。

Holesの特徴
・賞を受賞している感動作
・ここまで多読ができるようになれば安定した多読の力がついていると言われるレベル

最後に

今回は、子供がはまる英語多読におすすめの洋書をまとめました。

今回ご紹介したレベルを超えた児童書といえば、ハリーポッター、ハウルの動く城の原作本など、まだまだ続きます。

英語を英語で理解することで、語彙が増え英語の感覚的な部分を掴めるようになる英語多読

その結果、英検の上位級やTOEFLなどの検定試験でも軽々とハイスコアを叩き出せるのが魅力です。

勉強も良いですが、日頃から読書習慣をつけて英語力を伸ばしていけると理想的ですね。

このブログ記事が、子供の英語多読本の参考になればうれしいです。

参考英英辞典 子供用おすすめ13選【体験談あり】レベル別に紹介!

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