こんにちは。
バイリンガル子育てブログを運営しているAyaです。
子供に英語を読めるようになってほしいけどどうすればいいの?
子供の英語学習を始めた頃は、わからないことが多いですよね。
私も手探りでおうち英語を進めてきましたが、結果的にうちの子供は小学校入学前に英語を読めるようになりました。
使った手法は2つです。
ひとつは、オンライン英会話でフォニックスを学んだこと。
2つ目は、フォニックスの基礎をDVDで学んだことです。
この2つはとてもシンプルですし、誰にでもできる方法です。
今回は私の体験から、どうすれば子供が英語自力読みできるようになるのかをテーマに、効果のあった方法を具体的にまとめていきます。
英語を読めるようになった子供の体験談
まずは、我が家の子供の英語学習開始〜6歳で英語が読めるようになるまでの流れをご紹介します。
娘は5歳からおうち英語を開始しました。
初めは家で英語の聞き流しをしたり、ディズニー英語システムの中古のDVDを見て過ごしていました。
なので、1年経っても英語を読めるようにはなりませんでした。
▼私の中古ディズニー英語システムを使ったおうち英語の詳しくは下記のブログにまとめています。
また私自身、おうち英語を始めた頃はまだフォニックスという言葉さえ知りませんでした。
そんな娘に転機が訪れたのは、6歳から始めたオンライン英会話でした。
インプットを1年かけてしたので、英語でコミュニケーションする練習をしようと思ったのが、オンライン英会話を始めた動機です。
なんとなく選んだオンライン英会話で使っていた教材にフォニックスの要素が盛り込まれていたのは、今から振り返るとラッキーだったとしか言いようがありません。
ある時、オンライン英会話の先生から娘が英語を読むことに興味を持ち始めていることを聞き、学習方法を調べるうちに、フォニックスが英語を読めるようには必須だと知りました。
・発音が良くなる
LとRの使い分けなどができる
・英語が明確に聞き取れるようになる
知らない単語が聞こえてきてもスペルを書き取れる
・英文が読めるようになる
知らない単語でも読める
さっそく、家庭内でもフォニックス学習を取り入れたところ、小学校入学前に簡単な英文を自力読みし始め、英語学習が順調に進み始めました。
娘が英語を読み始めたのは、英語学習を始めてからたった1年半です。
フォニックスを学んだだけで、英語を読めるようになるなんて!
とても驚いたことを今でも覚えています。
フォニックスは、耳の良い子供のうちに学習すると、ネイティブのように感覚的に覚えてしまうことができ、英語を読めるようになります。
フォニックスは英語学習にとってはやらなきゃ損!な英語学習なんです。
子供が英語を読めるようになるフォニックスとは
フォニックスは英語の音の決まりです。
これを覚えてしまえば、英語の読みは格段にスムーズになります。
例えば、日本語には【ア】は1音しかありませんが、英語には5音あります。
また、日本には【アイウエオ】の5音しかない母音が、英語には26音あるので、どうしても体系的に学ぶ必要があります。
子供は耳が良いので、意外と簡単に音から英語を覚えてしまうことができます。
海外に住まなくても、インターナショナルスクールに通わなくても、適切な英語学習教材さえあれば日本育ちの子供でも身につけることができます!
(幼稚園、遅くとも小学校低学年までに始めると、聞いたまま発音できる能力が高いので特におすすめです!)
また、フォニックスはネイティブ圏では必修科目なので子供用教材が多くあり、おうち英語で取り入れやすい学習という特徴もあります。
では、うちの子供がどうやってフォニックスを学習し、6歳で英語が読めるようになったのか具体的な英語教材をご紹介します。
6歳で英語を読めるようになった子供がしていたこと①オンライン英会話
娘は6歳でオンライン英会話をはじめ、そこでLet’s Goという英語教材に出会いました。
Let’s Goの良さは、英語4技能(読む・書く・聞く・話す)にアプローチしてくれるところ。
教材の中にフォニックスやチャンツに触れることで、英語を読むことに興味を持ちました。
また、基礎的な英単語を習得し、簡単な英会話フレーズを覚えていきました。
↑の写真はLet’s Goの一番初めに学習するBegin1のテキストのものです。
Aを学ぶ時にも、アルファベット読みではなく、フォニックスの読みを意識しながら学習ができます。
チャンツ(リズムに合わせて英語を発音する学習)では、フォニックスの音を耳から入れて、口に出して覚えることができます。
↑の写真が良い例です。
appleはアルファベットで読めばエーピーピーエルイーですが、発音はアップル(アポー)ですね。
ア、ア、アポー ア、ア、アント
この練習を繰り返していくうちに、Aの音はアと発音することが、感覚的にわかるようになります。
英語が読めるようになってから娘は、聞こえてきた知らない英単語の意味を聞くようになりました。
「クレートってどういう意味?スペルはC-R-A-T-Eだと思う」
調べてみるとフルーツなど運ぶ箱↑であることがわかりました。
(ちなみに、crateは英検1級以上レベルの単語だとweblio英和辞書に書いてありました…。)
こんな風に、知らない単語でも聞き取ることができるのがフォニックスの力です。
▼英語教材Let’s Goの内容
ちなみに、Let’s Goシリーズにはフォニックスを専門としたテキストもあります。
この教材を採用しているオンライン英会話は限られていますが、フォニックスだけを集中的に学びたい!という場合にはおすすめです。
英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を総合的に学習
Let’s Go Phonics:
フォニックスに特化して学習可能
オンライン英会話は会話しながら英語学習するスタイル。
フォニックスの音を実際に聞いたり発音することで感覚を得ることができるので、フォニックスを習得するのに理想的な環境です。
では、子供がフォニックスを学ぶのに適したオンライン英会話をみていきます。
フォニックスを学べるオンライン英会話
Let’s Go 取扱有無 | フォニックス 専用教材 | |
DMM英会話 ![]() | 有 | 無 |
ネイティブキャンプ ![]() | 有 | 有 |
ハッチリンクジュニア ![]() | 有 | 有 |
ハナソキッズ | 有 | 無 |
リップルキッズパーク ![]() | 有 | 有 |
QQキッズ![]() | 無 | 有 |
我が家は現在もオンライン英会話を続けており、親子で10社以上の会社を受講してきました。
その中でも、英語初心者の子供がフォニックス学習をするのにおすすめなのが、リップルキッズパーク・QQキッズ・ネイティブキャンプの3つだと思っています。
理由と、それぞれの会社の特徴をまとめていきます。
子供専門のオンライン英会話
リップルキッズパーク
・Let’s Go教材+復習教材
・Let’s Go Phonics あり
リップルキッズパークは英語初心者向けのオンライン英会話なので、初めてのオンライン英会話を受ける子供におすすめです。
教材の進め方や、講師の対応が厳しすぎず甘すぎずのさじ加減なのが好印象です。
他社と比較すると、例えばハッチリンクジュニアは教材は色々そろっていますが、遊びを中心としたレッスンなのでテキストを使う時間が短いんです。
フォニックスを学習したい!という明確な理由があるのであれば、テキストをしっかり進めてくれるリップルキッズパークは相性が良いと思います。
また、Let’s Go教材をメイン教材としながら、復習に使えるサブ教材を提供しているところも他社にはない特徴です!
英語の基礎力をじっくり身につけることができるオンライン英会話です。
レッスンはLet’s Goのテキストを購入していなくても受講できるので、気軽に体験レッスンを受講することができます!
▼リップルキッズパークの詳しくはブログ記事にてレポートしています。
語学学校品質で留学気分
QQキッズ
・講師は全員外国人に英語を教えるTESOL を保有
・子供英語教材&フォニックス教材が充実
実は、英語をしっかり学ばせたい派ママに、最も推したい子供向けオンライン英会話でもあります。
教材の開発にも力を入れいて、様々な教材があるので時々息抜きとして、歌のレッスンをとったりできるのも魅力です。
教え方は、リップルキッズパークよりもさらに教えることに熱心な先生が多く、しっかり英語を学んでほしい方の期待に応えてくれるオンライン英会話です。
\ 月4回2680円〜受講できます /
毎日のレッスンで英語力を底上げできる
ネイティブキャンプ
・Let’s Go Phonicsあり
・レッスン受講し放題で月額6480円
テキストの購入は不要で画面上にテキストが映し出される仕組みです。
Let’s GoやLet’s Go Phonicsは購入すると1冊2000円以上するので、コスト的にネイティブキャンプはお得ですね。
予約不要でレッスンを受講できる利便性はあるものの、同じ先生に会いにくいので子供のレッスンにはハードな部分もあります。
ただ、コストを下げてなるべくたくさんレッスンを受けたい派の方には、最もお得なオンライン英会話だと思います!
▼お得に学べる!ネイティブキャンプのフォニックスを取り上げたブログ記事
6歳で英語を読めるようになった子供がしていたこと②
DVDでフォニックス学習

このDVD10枚セットは、娘がフォニックスを身につけて英語を読めるようになるきっかけをつかんだDVDです。
リープフロッグというアメリカ発の知育おもちゃなどを手がける会社が制作したものです。
娘はテレビ画面を見ながら、キャラクターと一緒に発音していました。
10枚のDVDのうち4枚が英語を読めるようになるために必要なフォニックス学習などが収録されています。
この4枚の良いところは、英語を読めるようになるための基礎をさくっと学べるところです。
↓
単語になった時のフォニックスの読み方
↓
文章になった英語の読み方
DVDはそれぞれ30分程度の長さで、アルファベット、フォニックス以外にも、形、数字などをテーマに取り上げたDVDもあり教育的な内容です。
▼DVDの内容の詳しくは、こちらの記事にてレポートしています。
娘は、このリープフロッグのDVDと毎日のオンライン英会話で英語が読めるようになりました。
子供が英語を読めるようになるためにしたことまとめ
子供が英語を読めるようになるために必要な2つのことを実例を上げてご紹介していきました。
・フォニックス学習で基礎をインプット
・オンライン英会話でフォニックス学習
オンライン英会話でフォニックスを聞く&発音したことは、娘が英語を読めるようになるために大きく貢献してくれていたと感じます。
また、フォニックスDVDを取り入れたことでフォニックスの基礎がわかり、一気に英語を読む力につながっていきました。
娘は繰り返しDVDを見たがり、映像をみながら一緒に発音していたこともあり、英語を読む力が急激に伸びていったのだと思います。
英語を読めるようになるために適した年齢
我が家はおうち英語を始めるのが遅く、娘が5歳の時でした。
でも、この年齢だったからこそ、スムーズに英語を読めるようになったのではないかと感じています。
年中、年長さんにもなると友達とのお手紙交換が流行っていたので、日本語を書くことに興味を持っていた時期にちょうど英語を読む興味と重なっていました。
娘の3歳下に弟がいます。
娘がフォニックスのDVDを見始めたとき、弟は3歳でした。
当然、弟はこの時、娘のようには英語を読めるようになりませんでした。
ただ、おうち英語を始めた年齢が娘よりも早いおかげで、発音は娘よりも良いです。
それは、おうち英語を初めて6年目に入った現在でも変わることはありません。
私は個人的に、英語も日本語を読むのと同じようなペースで小学校前後で読めるようになるのが、自然なのではないかなと感じています。
ただ、発音の観点で言えば早くからフォニックスの学習を取り入れたり、英語の音に触れていくことはメリットがあると経験から感じます。
英語を読めるようになると、小学生でも英検に合格できる!
ここまで、娘が英語を小学校入学前に読めるようになった経験をお話しました。
ここまで読んでいただけば私が都度、必要なことを付け足していっただけで、当初から計画的に娘に学習を提供できていなかった様子はお分かりになると思います。
それでも、オンライン英会話で英語の読みに興味を持ち始めた子供の姿を見て、フォニックス学習を取り入れて安定したリーディング力をつけさせてあげることができました。
そんな私ではありますが、実は過去に戻れるのならもう1つすべきだったと、様々な英語教育本を読んで感じていることがあります。
それは、英語多読です。
「いや、まだ英語読めないし、親も読み聞かせできないんだけど…」と思った方もいるかもしれません。
でも、英語多読は感じているほど難しいものでもないんです。
なぜなら、YouTubeで読み聞かせができる本がたくさんあるんです!
▼ YouTubeで読み聞かせのできる英語絵本をまとめたブログ記事
日本の幼稚園や保育園でも、日本語の絵本を先生が読んでいるうちに、子供たちが読み始めたりすることがありますね。
英語もオンライン英会話やDVDでフォニックスを学んでいるうちに、子供は自然と英語を読めるようになっていきます。
なので、英語を読めるようになる過程で、英語の本のある環境はとても大切なんです。
▼ 英語苦手なママでも、読み聞かせのしやすい英語絵本リスト
英語多読を続けていると文法力がついたり単語力が自然とついていきます。
英語多読ができるようになると、小学生で英検2級(高校卒業レベル)を合格することは、全く難しいことではなくなります。
むしろ、英語多読ができていると小学校低学年でも英検に合格している子もいるほどです。
ここで、私が参考にさせていただいている英語教室のご紹介します。
英語が読めるようになる英語教室の手法とは
英語初心者の子供が1年程度の通塾で、英検3級(中学卒業程度)に合格させている早稲田アカデミーIBSという英語塾があります。
↑の本は、その教室のノウハウが垣間見れる本です。
私はこの本を読んだり、国産バイリンガルの子供たちの様子をSNSなどで追っている中で気づいたのが、英語多読の重要性です。
帰国子女などのケースを除き、日本国内で英語ができるようになっている子供は英語多読に取り組んでいます。
それも、英語もあまり読めない時から、英語絵本に触れた経験を持っています。
この2つは、本を読んで感じた英語の自力読みができるようになるために必要な要素です。
この本の中で著者は、英語初心者の頃にする勉強法は4つと書いています。
②文法
③語彙
④読書
まず初めに、フォニックスを習った子どもたちは、アルファベットを見ると音をイメージできるようになります。
そして、英語の単語が読めるようになると、英語絵本を自力読みできるようになります。
英語多読は、英語の感性を磨くことができるので、日本語にはない表現も吸収することができるメリットもあります。
英語学習が始めたら、日本語の本と同じ感覚で英語の本に触れることで、英語を読む力を培うことができるので、ただ英語を読めるだけでなく、英語の世界を広げることができるんです。
最後に
今回は、6歳で英語を読み始めた子供を育てた経験から、子供のうちに学習しておきたいフォニックスについて取り上げました。
↓
フォニックスのDVDを視聴して基礎を習得
我が家の子供たちも英語多読に取り組んで楽しく英語力を伸ばしています。
英語多読は、子供の好みに合わせて楽しい英語学習になるところが良いので、英単語がなんとなく読めるようになり始めたら、ぜひ取り組んでみてくださいね。
こちらのブログ記事が、英語を読めるようになるための1つの参考としていただけたらうれしいです。