【子連れ海外移住の失敗】日本語の苦手な帰国子女にならない方法※実例あり

帰国子女

こんにちは。
セブ島へ3年間、教育移住していたAyaです。

私は英語を話す環境を整えることで、2人の子どもをバイリンガルにすることができました。

教育移住中は、英語をぐんぐん吸収している子どもを見て、感動する毎日でした。

その反対に、日本語力の衰えは月日が経つにつれて顕著になっていきました。

私たちを含め、教育移住や海外勤務をされている方のお子さんを見て、本当にこれでバイリンガルと言えるのかな?という状況も目の当たりにしてきました。

バイリンガルとは
2つの言語を使うことができること、使える人。
日本人の考えるバイリンガルは、日本語+1ヶ国語が自由に扱えるレベルですが、子どもの得意な言語は、どちらかに偏ってしまうのが現実です。

Aya
Aya

日本語の語順が英語に引っ張られる息子漢字が覚えられない娘をみて、日本人だからと言って英語環境にいても日本語力は衰えないと言うのは幻想だったことに気付かされました。

《帰国子女のよくあるパターン》

学校では英語で学ぶ

日本語の読み書きの時間が極端に減る

日本語は話せるけど、読み書きが苦手

特に日本語は漢字があり、音読みや訓読み、送り仮名など仕組みが複雑です。

小学生になると、読み書きでつまづき始める子が増えていきます。

・国内のインターナショナルスクールに通っていて英語で学習している

・海外のインターナショナルスクールに通っていて日本語での学習環境が無い

このような場合、日本語を話しているけれど、日本の小学校で身につく日本語能力がついてこないので、年齢の割に幼い日本語力となってしまいがちです。

今回は、私たちの実体験や、教育移住中に会ったお子さんたちの事例をみながら、せっかくの教育移住で、日本語が不自由にならないように最低限学びたい「日本語」について、まとめていきます。
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海外在住中に鍛えたい4つの日本語力

日本語でも英語でも、言語は4つの技能に分けることができます。

1.話す
2.聞く
3.書く
4.読む
この4つの技能をバランスよく習得することで、言語を使うことができるようになります。

それでは、事例と共に詳しく見ていきます。

海外転勤4年:小学校2年生の帰国子女

年中から海外転勤が始まり4年目で、英語がかなり強くなり日本語の語順が英語に引っ張られて、まるで英語を直訳したような日本語を話すようになった、という話を知り合いからから聞きしました。

ここで、ポイントになってくるのは年中さんという年齢です。

4歳の時に海外転勤についていったので、まだ日本語の話す能力が発達途中に英語メインの生活になりました。

Aya
Aya

3歳で海外移住した息子にも同じ症状がでました。

息子の場合は元々、日本語で何かを説明するときもおぼつかない状態のところに、英語が入ってきました。

移住3年目、息子の日本語もまるで英語の語順の様な変な日本語になることが増え、それまで家の中で日本語を話していたのに、私に対しても英語で話しかけてくるようになりました。

幼児期に気を付けていたこと

・家の中では日本語を話す

・英語的な感覚には無い、数の数え方については日常会話の中で意識的に教え続ける

 例:車は1台 紙は1枚 人参は1本…etc

息子は小学校1年生の時に本帰国し日本語環境になりました。

一見、日本に在住していた日本人の子どものように話すことはできます。
 
ですが語彙は少なく、思ったことの全てを自由に日本語で話せているようには見えませんでした。
 
Aya
Aya

日本語で伝えるのがしんどかったら、英語で話してもいいよ。

と声をかけましたが、日本語環境の中で英語を使うことに違和感を感じていたようで頑張って日本語で話していました。

最終的に、帰国から3ケ月後くらいには、英語と同じレベルの日本語で、またうるさいくらい一杯おしゃべりしてくれるようになりました。

次第に学校生活を通じて語彙もどんどん増えていきました。

帰国半年の現在、日本の小学生と変わらない日本語力を持っています。

くー
くー

テストでも100点を取れるようになってきたよー。

幼い子どもの場合は、英語が強くなってしまっても言語の習得に柔軟な小学校低学年で帰国すれば、容易に日本語力を取り戻すことが可能
Aya
Aya

ちなみに、小学校1年生から海外に住み始めた娘の日本語は、英語の語順に引っ張られることはありませんでした。

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教育移住2年目:読解力が無く、算数の文章題が分からない帰国子女

これは小学校1年生で移住した娘、なーたなんの事例です。

セブ島の学校の夏休みを利用して、日本の小学校に毎年1ヵ月ほど通っていました。

Aya
Aya

セブ島では教科書の内容に沿った国語と算数のドリルを週末に取り組んでいたのと、学習内容もそこまで難しくないので大丈夫だろう、私はそう予想していました。

が、これが甘かった…。

オープンスクール(授業参観)の時に発覚した娘の日本語読解力、それは算数の文章題が読めない!ということでした。

似たような英語の文章題は解けていたのに、日本語の文章になったとたんに内容が理解できない状態でした。

Aya
Aya

他のクラスメイトは問題が解き終わってノートから顔をあげているのに、娘だけはずっとうつむいたままでした…

出題されている問題の内容が分からず、式さえかけていないのは明らかでした。

まだ海外移住をして2年しかたっていないのに、周囲の子どもたちと比較すると、日本語力に雲泥の差が出てしまったことに、私は焦りを感じずにはいられませんでした。

海外で読解力を高める日本語教材
・算数の文章題ドリル
・国語の読解ドリル
・漢字ノートに漢字の書き取り
・漢字ドリル
・教科書の音読

在籍している学校からの宿題や習い事で忙しいということも多いと思います。

私はセブ島に戻ってからは、「5分でできる!」というような内容が簡潔でレベルの高くないドリルを、平日に2回&土日に取り組ませることを決めました。

実際に取り組んでいたドリルはこちらです。

朝5分間ドリルシリーズ

すみっこぐらしの漢字ドリル

 

Aya
Aya

漢字ドリルは2年生からさかのぼって学習し、ドリルをするだけでは頭に定着しないので、漢字ノートに書き取りをさせていました。

教育移住3年:小学校4年生の帰国子女の書く能力

小3で完全につまづいたなーたんは、その後、読み書きを意識した日本語の学習を継続的に取り組みました。

そして、本帰国したのは小学校4年生の1学期の途中でした。

帰国してすぐに行われた漢字テストでは48点という散々な点数。

なーたん
なーたん

日本の小学校の勉強難しいよ~。

実は、帰国してすぐは、いくつかのカタカナも思い出せずに戸惑っている姿もありました。

Aya
Aya

家で勉強してただけなのに48点取れたなんてすごいよ!

この48点と言う点数は私が思っていたよりずっと良いものでした。

セブ島では学校の宿題や習い事の関係で、思ったようにドリルに取り組めないことも多々ありました。

Aya
Aya

文章を書く練習をさせたくて、絵日記を課題にしていた時期もありますが、1年生レベルの漢字以外はひらがなで文章を書いていて、本人も嫌がるので挫折した経験があります。

そして半年たった今、国語のテストで100点を取れるまでに成長しました。

なーたん
なーたん

長い文章から、主人公の気持ちをくみとって、文章で回答する問題が苦手だったけど、やっとわかるようになってきたよ。

日本に帰ったからと言って、急に漢字が書けるようになることはできません。

海外在住中も、継続的に日本語の読み書きの基礎的学習を続けることが、読解力の成長を促します。

英語も日本語もできるバイリンガル教育の成功につながるためにも、読み書きは特に気を付けて取り組みたいところです。

なーたん
なーたん

帰国してすぐは、漢字が分からなくて教科書を読むのにすごく時間がかかったよ。

海外在住中は日本語の読み書きを鍛える
・漢字を書く
・文章を読む
この2つをポイントに学習をしていたか、いなかったかによって、帰国後の苦労は雲泥の差です。
 
また、日本語読解力はあらゆる教科に影響を与えることは、算数の文章題につまづいたなーたんの事例からも明らかです。

なお、セブ島には日本人会が主催する補習校が土曜日の午前中にあります。

補習校と並行して、タブレット学習で日本の勉強を継続している子が多くいました。

なお、海外在住の方に人気があるのがスマイルゼミ です。

・タブレット学習
・海外電源での充電に対応
・紙教材や付録が無い
このあたりが、海外在住者にはありがたいシステムです。
 
似たような教材にチャレンジタッチで有名な【進研ゼミ小学講座】 があります。
 
・付録教材がある
・海外充電不可なので変電気が必要
・スマイルゼミより料金が割高
・毎日の朝学習が前提なので学習量が少なめ
と言う点があり、スマイルゼミが支持されていました。
 
スマイルゼミ公式ページ

最後に

今回は、子どもにバイリンガル教育を行うときに気を付けたい日本語力についてレポートしました。

子どもの得意な言語は、学校で使っている言語にとにかく引っ張られます。

・学校では英語で学習
・友達との会話が英語
・家の中だけ日本語

というケースは、海外転勤や教育移住されている方の場合は普通に起こる環境だと思います。

英語も日本語も自由に操ることのできる子どもになる為には、話す・聞く・書く・読む、この4つの技術をバランスよく学ぶことが大切です。

海外にいると、ついつい後回しになってしまう日本語ですが、意識的に学習する癖をつけておきたいですね。

この記事が、英語環境にいるお子さんの日本語学習の大切さを知るきっかけになれば幸いです。

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