こんにちは。
セブ島へ3年間、教育移住していたAyaです。
前回は「何から始めたらいい?教育移住を決めたら始めたい準備3選」として、英語の学習と、学校探し、家探しについて書きました。
今回は、実際に移住するうえで、外すことのできないお金に関することをお伝えします。
<渡航時期が見えてきたら必ずしておきたいこと>
・日本の口座から海外送金ができる状態を整える
・最適なクレジットカードの準備

渡航直前になるとバタバタするのと、クレジットカードは審査などがありすぐ手元に来ないので、時間のあるうちに早めに準備しておくと良いですね。
まずは、実際にセブ島に住み始めるにあたって、どのくらいの資金があると安心なのか見ていきます。
教育移住するために必要となるお金

日本にいるうちに支払うお金
①航空運賃
観光ビザで入国することになるので、帰りの便も購入しておく必要があります。
②賃貸契約するまでに、一時的に住む家の代金
※Airbnbやbooking.comなどの旅行サイトでネット予約

負担でなければ、住居を決める前に何か所かのコンドミニアムに短期滞在(例えば1週間ごとに違うコンドに住んでみる等)すると、心地よい住環境のあるエリアや、フィリピンの物件を見る目が養われます。
学校が決まったら支払うお金
③入学金・学費・諸費など
志望校が決まったらある程度見えてくるので、日本にいるうちに海外送金用の口座にまとまった金額を入金しておくと、後でスムーズです。
なお、分割制度のある学校もあります。
海外送金用口座にあらかじめまとまったお金を入金しておく
↓
入学決定(支払額確定)
↓
学校指定の口座へ海外送金

学費を現金で支払ったことがありますが、フィリピンの紙幣は1000ペソ(約2300円)が最高金額なので、複数の分厚い札束を持ち運ぶことになり怖かったです。
銀行振り込みが一番安全&早い方法(SBIレミットなら手数料も1500円程度)なので、日本にいるうちに海外送金のできる状態を整えておくことが大切です。
家が決まったら支払うお金
教育移住の方は1年契約して、毎年更新されている方が多いようですが、状況に合わせて半年契約なども交渉できます。

私は完全帰国が見えていたので、最後の年は10か月で契約更新しました。
④入居時にかかる費用(目安)
セキュリティーデポジット(敷金) 家賃の2か月分
家賃の先払い 1~2か月分
例えば、1ベッドルーム25000ペソ(約57500円)の部屋を借りる場合は、入居前に家賃の3~4か月分の支払が出来るよう、準備をしておく必要があります。
生活費
暮らしぶりにより様々だと思いますが、我が家のベースの生活費は下記の通りでした。
電気代 4000ペソ 約9200円
水道代 600ペソ 約1380円
食費・日用品費 15000ペソ 34500円
だいたい月々11万円を生活のベース費用としていました。
ここに、お手伝いさんの給与や、学校で必要なもの、習い事の費用、レジャー費、被服費、おもちゃ、外食費、交通費などがかかってきます。

我が家は、様々な体験をしたかったので、レジャー費が大きくかかる状態でした。

田舎に旅行に行くとクレジットカードが使えないことも多いよ。
多めに現金をもっていくと安心だね。
海外送金のできる環境を整える

日本の銀行口座にお金があるのに、海外送金ができない!
そんな事態を防ぐためにも、送金準備は大切です。
私は、送金手数料の安いSBIレミットを使っていました。

海外送金をするのなら、送金準備口座にお金を振り込んだり、リファレンスナンバーを取得して入力したり…国内の振り込みとは異なる手間があります。
1 円 – 10,000 円 | 480 円 |
10,001 円 – 20,000 円 | 720 円 |
20,001 円 – 30,000 円 | 800 円 |
30,001 円 – 50,000 円 | 1,000 円 |
50,001 円 – 200,000 円 | 1,400 円 |
200,001 円 –1,000,000円 | 1,500 円 |
送金額によって、手数料が異なります。
送金スピードは受け取り方法によって異なりますが、当日~2営業日程度を目安に受け取ることが可能です。

海外送金のほかにも、手軽に現金を引き出す方法としてクレジットカードの海外キャッシングがあります。
ATMに行くだけでよいので便利です。
後から繰り上げ返済をして利子の支払いをおさえることも可能です。
次に、クレジットカードについて、詳しく見ていきます。
クレジットカードの準備

基本的に、海外でクレジットカードを使うことはできますが、長期滞在しているとなぜかクレジットカードが使えない!という困った事態に遭遇することがあります。
そして、様々な失敗や問題を体験した私が行きついた3つ結論。それは…
②1枚は大手のクレジットカード発行会社のカードを持つ
③念のために海外キャッシング機能をつけておく

物を買ったり、サービスを受けようとしたときに、クレジットカードが使えない事態に陥った時、私は恐怖を感じました。
クレジットカードは最低2枚は用意する
なぜなら有効期限があるからです。
長期滞在の場合は、更新されたクレジットカードが届くタイミングで日本にいるとは限りません。

この他にも、私はカードを不正利用されて、やむなくクレジットカードを止めて、新しいクレジットカードに切り替えたことがありました。
不正利用されたカードの支払は必要ありませんでしたが、手元にあったクレジットカードが使えなくなってしまいました。
再発行まで2週間 → 日本の自宅に送付 → 日本からフィリピンに転送という、タイムラグが発生してしまいます。

スーパーでのお買い物はクレジットカードを使っていたから、1枚しかなかったら大変だったよね。
この他にも盗難のリスクも考えて、持ち歩くクレジットカード以外にもカードがあると安心です。
1枚は大手のクレジットカード発行会社のカードを持つ
日本でクレジットカード発行会社に連絡する機会はめったにありませんが、海外生活の場合、必要になることがあります。
例えば、帰国の航空券をネット予約しようと思ったら、IPアドレスが海外なので、クレジットカードのセキュリティーが通らない…。
私はこの問題がクリアできず、クレジットカード会社に電話をしてセキュリティーを弱めてもらってオンラインで購入することが度々ありました。

クレジットカードの電話対応窓口は、引き落とし日(例:27日)の後はすぐは混み合うことが多く、電話での連絡がつかなくなることがあります。
大手のクレジットカード発行会社を選ぶメリット
同じ、VISAやJCBなどブランドがついていても、顧客管理をしている発行会社がしっかりしていなければ、電話がなかなかつながらないこともあります。

私は、りそなカードという発行会社のVISAカードを持っていましたが、コロナ感染対策で電話対応窓口の人員の勤務時間短縮があり、電話が全くつながらない状態でした。
そして、営業時間外になったら、本日の受付が終了となったアナウンスが聞こえてくる…ということを毎日繰り返しました。
そんな時に、助けてくれたのが日本でも3本の指に入る、クレジットカードの支払取り扱いを誇る三井住友VISAカードでした。
発行会社の規模が大きく、窓口の人員体制がしっかりしていて、何かあったときにすぐに対応してくれるクレジットカード会社が必要だと私は身をもって感じました。
念のために海外キャッシング機能をつけておく
私はキャッシングという言葉に、良いイメージがありませんでした。
なので、クレジットカードを申し込む際に、あえてキャッシングサービスを付帯しないようにカード会社に依頼していました。

年利18%には驚きますが、海外にいると海外キャッシングは両替所よりもレートも良く、かなり便利です。
国内キャッシングとは、そもそも利用する理由や、メリットとデメリットが異なり、お守りとして付けておくと便利です。
また、1ケ月の限度額にも注意してみておく必要があります。
海外に移住するため、海外キャッシング枠を増やしてほしいと連絡すれば、枠を広げてもらうこともでできます。
最低でも10万円の利用枠があると安心です。
海外生活に便利なクレジットカード

・年会費無料
・海外旅行保険付帯
・海外に住んでいるからこそ便利な特典
3拍子そろったクレジットカードを選ぶと、より海外生活がお得に便利に過ごすことができます。
楽天カード
空港ラウンジが使える!
プライオリティ・パス会員カードの発行が無料 (通常:年会費99ドル~)
セブやマニラ、クアラルンプールをはじめ、世界各国にラウンジがあるので、日本と滞在国の往復時だけでなく、近隣国への旅行などにも便利。
※ラウンジ利用は会員本人のみ無料
3Dセキュア対応
第三者による不正ログインや不正な使用を防ぐための、本人認証サービス、第2パスワードや指紋認証などを行っており、楽天カードは3Dセキュアの登録を推奨しています。(要別途申し込み)
不正利用の回避や、クレジットカードの登録がスムーズにいくので対応したクレジットカードにすることをおすすめします。
▼▼海外に行くなら楽天カード▼▼
Booking.comカード
海外在住になると、よく利用するのがホテル。

日本から家族が遊びに来たり、長期休暇に遊びに行ったりすることもあるよ!
ホテル予約サイトのBooking.com
世界160万軒、日本でも1万1千軒のホテルや旅館、民泊など、 様々な宿泊施設をそろえており、最安値保証・2日前までキャンセル無料が特徴です。
このBooking.comと提携したクレジットカードなら、ホテル予約時の特典をうけることができます。
Booking,comカードのメリット
・Booking.comサイト上で会員グレードが「Booking.Genius」にアップグレードされ、対象施設の宿泊代金10%OFFになる
・レイトチェックアウト・無料空港送迎・ウェルカムドリンクなど サービスがある
・キャッシュバックで最大6%還元
・発行会社も大手の、三井住友カードなので安心
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最後に

日本の口座にあるのに、資金が移動できず支払いができない!
クレジットカードが使えない!
などのストレスを抱えることが無いように、日本にいるうちに準備することが大切です。

海外送金はとても大切なので、ややこしいですが日本にいるうちに理解しておくと安心です。
こちらの記事が、お役に立てれば幸いです。