こんにちは。
セブ島に3年間、教育移住していたAyaです。
実は、セブ島に滞在している時から気になっていたマレーシアへの教育移住。

昨年、首都のクアラルンプールに立ち寄った時、町の活気に魅力を感じました。
セブからマレーシアに移住された方もいるし、その逆の方もいらっしゃり、何を重視するかによって、好みが分かれるのだと思います。
今回は、マレーシアで教育移住をサポートされているルシュエットの日本人スタッフさんにお話をうかがったので、セブとクアラルンプールの違いをレポートしていきます。

私は教育面に、かなり強くひかれました!!
※今回は、クアラルンプールのお話を中心にお話を聞いています。
生活面の似ているところ
●熱帯気候
クアラルンプールの年間平均気温は約27℃
セブの年間の平均気温は26℃前後
一年を通じて暑い気候です。
●時差
日本より1時間遅い
●物価が安い
日本と比べると物価が安い
トロピカルフルーツが身近にお手頃価格で手に入る
ただし、輸入品は日本と同じような価格帯
●フレンドリーな国民性&親日的
日本のアニメなどが有名なこともあり、両国とも日本に良いイメージを持っている
●英語が通じる
マレーシアは英語が公用語だった時代もあり、現在も準公用語の位置づけ
フィリピンは義務教育の授業は英語で行われるので公用語ではないものの通じる
●英語に癖がある
マレーシアは、語尾に「マ」「ラ」などがつくマングリッシュと言われるアクセントがある
フィリピンも、単語の最後を強く発音するフィリピンなまりがある

街中ではなまりのある英語が使われていても、インターナショナルスクールの先生は、ネイティブまではいきませんが綺麗な英語を使ってくれるので安心です。
生活面の異なるところ
●交通機関はクアラルンプールの方が便利
<クアラルンプール>
バス・電車が主要エリアを通っている
タクシーもGrab(タクシー配車アプリ)を利用できる
<セブ>
電車がない
ジプニーの呼ばれる乗り合いローカルバスがある
タクシーが多い。※セブもGrabを利用できる
朝夕の通勤時間帯や12月前後の渋滞がひどい

セブにはハバルハバルと呼ばれるバイクタクシーもありますが、事故の時の危険性や補償などを考えるとおすすめできません。
と言いながら、ハバルハバルを使ってしまうことも時々あります…
●マレーシアは多民族国家
インド系・マレー系・中華系が主におり、他国の人にも寛容

フィリピンもとても外国人に優しく、特に子どもに対しては寛容です!
●住居費
両国とも24時間警備員配備、プール、ジム完備のコンドミニアムだけど、費用に違いあり
<クアラルンプール>
高級住宅街モントキアラの築10-15年のコンドミニアム
3ベッドルーム 120㎡ 7-8万円程度
<ジョホールバル>
新築コンドミニアム
2ベッドルーム 5万円程度
<セブ>
築浅コンドミニアム
1ベッドルーム 5-6万円

相対的にマレーシアの方が家賃はお手頃で、広い家に住むことができます。
●長期休暇の過ごし方
<クアラルンプール>
ショッピング
マレーシア国内旅行
近隣諸国(タイやシンガポールなど)への旅行
一時帰国
<セブ>
ショッピング
マクタン島のリゾートホテルステイ
フィリピン国内への旅行
一時帰国

セブの場合はフィリピン国内に無数にある美しいいビーチを楽しみ、クアラルンプールは近隣諸国に近いこともあり、より気軽にシンガポールやタイなどの国外を旅行するイメージがしました。
●日本人として仕事をする場合
セブよりもマレーシアの方が給与水準は高く、また職種も多くあります。
初任給の目安
<セブ>
約60000-80000ペソ
138000-184000円程度
<クアラルンプール>
約7000-10000リンギット
175000-250000円程度

家賃がセブより安く、給与水準が高いマレーシアはワーキングママには助かる一面もありそうです。
インターナショナルスクール

セブ島のインターナショナルスクール
セブのインターナショナルスクールは幼稚園で4校、小学校以上になると3校です。
また、国際バカロレア(IB)の取得を目的とする場合、CISかシンガーポールスクール(Grade11と12のみ対応)の2択となります。
セブ島のインターナショナルスクールと、外国人に向くプライベートスクールの学費などの詳しくは、下記のリンク(外部サイト)をご覧ください。

クアラルンプールのインターナショナルスクール
マレーシアには新しいインターナショナルスクールがどんどんできており、その数は50とも150とも言われています。
多言語を学べる環境

私がマレーシア移住に興味を持ったきっかけは、英語+中国語が学べる点でした
インターナショナルスクールでは、英語で学習しますが、中国語を必修とする学校もあります。
マレーシアには中華系の方が25%ほどいらっしゃり、中国語(マンダリン)で話している人がいるので、セブ島にいるよりも中国語はぐっと身近な存在です。

日本人でも、だいたいは中国語で話しかけられるほど、中華系の方は多い様子です。
中国語以外にも、フランス語やスペイン語を学ぶことも可能です。
ネイティブの先生がいる

インターナショナルスクールにはネイティブの先生がいます!
息子、くーが通ていたのはインターナショナルスクールCambridgeですが、ネイティブの先生の姿を見かけたことはありませんでした。
マレーシアの場合は、学費が上がるごとにネイティブの先生の人数が増える傾向にあります。
中には担任の先生がネイティブ、副担任がマレーシア人の学校もあるのだとか!
学費の割引のある学校がある

学校によっては入学金や、授業料のプロモーション価格があるそうです。
例:ペニンシュラインターナショナルスクール
オーストラリア系の学校で、学校施設は美しく、ネイティブの先生100%という環境。
学費は年間で約100万円。2020年夏には、60-70万円(学年により異なる)に割り引かれるキャンペーンを展開していました。
しかも、このプロモーション価格は卒業まで適用されます。つまり、この学校に通い続けることで、学費が毎年割り引かれます。
アメリカやイギリス、オーストラリアとの提携校も

セブで教育を受けていくよりも、さらに広く可能性を持つことができます。
インターナショナルスクールの中には、イギリス系、アメリカ系、オーストラリア系などに分かれています。
カリキュラムがマレーシア国内に基準を置いたものではないという点は、日本人にはメリットを感じます。
例えば、大学生の留学の場合は学校によって、様々な選択肢があります。
・アメリカの大学と提携しており、2年はマレーシア、2年はアメリカなどの選択をする
・イギリスに1年大学に通い、その他3年はマレーシア国内で生活費をおさえて大学を卒業する
…etc

バカロレアの取得できる学校や、オーストラリア系、アメリカンスクールは学費は高くなります。
素朴な疑問を聞いてみました。
私の素朴な疑問を、ルシュエットのスタッフさんにお聞きしてみました。

クアラルンプールとジョホールバルなら、学費はジョホールバルの方が安いんですか?
A.ジョホールバルの学校のほうが安いということは無いと思います。
ただ、生活費はジョホールバルのほうが安いです。

クアラルンプールでお休みの日に親子で遊びに行ける場所はありますか?
A.ショッピングモール以外にも、ウォーターパークや遊園地があります。

マレーシアの教育移住を考えるなら、クアラルンプール、ジョホールバル、ペナン島のどこが一番おすすめですか?
A.クアラルンプールがおすすめです。
国際空港があるので、帰国時にもアクセスが良いですし、近隣諸国にも気軽にアクセスできます。
また、学校も多くそろっています。
クアラルンプールには何でもそろっているので便利ですよ。

年間の学費はどれくらいを準備しておいたらいいですか?
A.学校によって異なりますが、学費は50-300万くらいとなっています。
だいたい、120万くらいの学費のところだとネイティブの先生比率も高くなるので、おすすめです。

ビザはどうしたらいいですか?
A.お子さんには就学ビザ、お子さんが小さい場合、保護者はガーディアンビザを1名のみ取得することができます。
ビザの手続きは学校が行ってくれます。

コロナの影響で渡航ではできないんじゃないですか?
A. 渡航できるように手続きの対応をすることができます。
2020年8月現在も、9月入学や1月入学に向けて動かれている方がいらっしゃいますよ。
ZOOMでマレーシア在住のスタッフさんとお話が終わって感じたこと
<いいなと思った点>
①もしも、3年前にクアラルンプールに移住していたら子どもたちは、英語だけでなく、中国語もいい感じに話せるようになっていたかもしれない。
②もっときれいな設備の学校に通わせてあげられたに違いない。
<懸念点>
①英語だけでなく、マレー語、中国語も授業に入ってきたとき、子どもに負担がかかるのではないか。
②セブはキリスト教徒が90%程度おり、お酒を飲むことも自由だったが、イスラム教徒の多いマレーシアとはまた雰囲気が違う感じになりそう。
フィリピンとマレーシアの違い
フィリピンとマレーシアの2か国に住んだことのあるママ友に、2国の違いを端的に教えてもらいました。
・人との触れ合いが多い(フレンドリー)
・良くも悪くも東南アジアらしさがある
・セブと比べると町がきれい
・より日本よりの生活が出来るのがマレーシア
最後に
今回は、マレーシアのインターナショナルスクールの優位性をたくさんご紹介しました。
でも、セブよりもクアラルンプールの方が良いというわけでもありません…
セブには語学学校がマレーシアよりも多くあります。
これは、やはり人件費の安さからくる、学費の手頃さと、リゾート地へのアクセスの良さがあり、リゾートと留学を両立できる点にあると思います。
セブの海は本当に美しく、大きなウミガメと一緒に泳ぐことができたり、魚にエサをあげたり、自然体験を得ることができます。

このリゾート感と、セブ市内のちょっとした都会のバランスの取れた感じがセブの良いところだと思います。のんびり派&自然体感したい派の方はセブ島にはまる方も多いと思います。
今回、マレーシアへの教育移住に興味を持たれた方は、学校情報やセミナー情報などがたくさん紹介されているルシュエットさんのホームページをチェックしてみてくださいね。
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気になることを何でも相談できるので、気軽に連絡してみてくださいね。