こんにちは。
セブ島に3年間、教育移住していたAyaです。
今回はセブ島にあるインターナショナル幼稚園 Cambridge Child Development Center(ケンブリッジ)のカリキュラムの特徴やメリットデメリットをレポートします。

ぼくが年少さんから卒園まで、3年間通った幼稚園を紹介するね。
インターナショナル幼稚園Cambridgeについて

ケンブリッジはセブ市内にあるインターナショナル幼稚園です。
付属として、年長・小学校~高校1年生までが通学できる学校として、Sage Prep SchoolHouse(以下、セージ)が同じ敷地内にあります。
こちらは、プライベートスクール(私立)になります。

兄弟がいる場合は、下のお子さんはケンブリッジ、上のお子さんはセージに通学されている方が多いですよ。
Cambridgeのカリキュラム

テーマを深める学習
学期によってテーマが決められており、それに合わせてフィールドワーク(校外学習)に出かけたり、作品制作を行います。
また、クリスマスショーやファミリーデーなど、外部の会場を貸切る大きなイベントも用意されています。
基礎学習
午前中は年齢に合わせて英語や算数のお勉強も入ります。

朝はサークルタイムから始まるよ!
クラスメイトが円になって、歌を歌ったりするよ。
ケンブリッジはシンガポールにある会社のフランチャイズなこともあり、シンガポールマス(算数)を採用していて、算数に強いという特徴があります。
子どもの習熟度ににあわせて先生が学習内容を合わせてくれますので、お子さんに合った学習が可能です。
フィリピン語は年長さんから
年長さんになると数を数えるなどのベーシックなフィリピン語の学習も始まります。
と言っても、学校側もそんなに力を入れて難しい言葉を教えるわけ
ではありません。
小学校から始まるので、就学準備の一環の様なイメージです。

セブ島のインターナショナルスクールに通っているフィリピン人のお子さんが、英語はできるのにフィリピン語(タガログ語)が苦手な話は時々耳にします。
セブ島はビサヤ語を話しており、タガログ語はマニラの方で使われる言葉なので、仕方がないのかもしれませんね。
中国語の学習も可能
中国語は選択制となっています。
幼稚園であるケンブリッジでも、小学校以上のセージでも、同様に選択した子どもたちだけが受講します。
ケンブリッジの場合は昼食前の時間があてられ、別途受講費が必要となります。
・算数はシンガポールマスを採用
・子どもの学習状況に合わせた指導
・年長さんからフィリピン語が始まる
・中国語は希望者のみ
宿題について

毎週木曜日になると学年によって英語と算数の宿題が課せられます。
こちらもお子さんのレベルに合わせた内容となっているので、学習が進んだ子であれば幼稚園でも足し算や引き算の二桁の筆算などが課されることもあります。
また、年長さんになるとフィリピン語の宿題が出ることがあります。

日本人ママにとっては不安な部分ではありますが、数の数え方など基本的なものなので、Google翻訳でなんとか対応できます。
木曜日に宿題があり、火曜日に提出する
Afternoon Classについて

Afternoon Classでは、幼稚園の全学年の子どもたちが集い、アクティビティを通じて興味や能力を伸ばすカリキュラムが組まれています。

入園した時、ぼくは英語が話せなかったけど、アフタヌーンクラスでゲームをしたりするのは楽しかったよ!
曜日によってKids Yoga(ヨガ)やString Art(ひもを使った絵画)に取り組んでいたり、スポーツがテーマの曜日にはサッカーやバスケットボールなどを体験していました。
・3才からAfternoonクラスに入ることができる
・朝8時からランチとお昼寝を挟んで、15時まで預かってもらえる

幼稚園なのに3時までの預かってもらえるから、ケンブリッジが日本人から人気がある説があります、笑
アフタヌーンクラスの日本人の参加率はかなり高いです。
学校の授業時間

幼稚園は学年によって異なりますが、だいたい8:00から始まります。
学校が開くのが7:30です。

私は、子どもを7時半に送って、そこから仕事に行っていました。
開始時刻、終了時刻の詳しくは下記の記事にて紹介しています。
また、金曜日はハーフデーとなっており、ランチ無しの12時頃のお迎えとなります。

フィリピンの学校は、どこも金曜日はハーフデーですよ。

セージ(小学校)も午前中までの授業なので、上の子どもと一緒に家まで連れて帰ることができます!
ちなみに、金曜日はP.Eユニフォーム(体操服)を着用して登校します。
Cambrigeの良さ

英語力ゼロでもOK
ケンブリッジは英語が全く話せなくても入学することが可能です。

校長先生とお話した時に、個々の子どもの持つ英語獲得の能力を信じているので、受け入れているとお話されていました。
実際に、幼稚園児の言語の習得能力はすごいので、1年後にはペラペラ話している子どもが多かったですよ。
入学試験の結果をふまえて、学年を1つか2つ落として入学することをすすめられることもあります。
幼稚園の間であれば英語が話せるようになった時点で、本来の学年に入れてもらうことは難しくない印象です。
※2020年度からは学年を落とさない方法も検討されています。

ぼくはテストなしで、年中さんから本来の学年に入れたよ。
幼稚園児の場合は、1年通えば英語力がついて来るので、本来の学年に入れる子供は多いと思います。
国籍による人数制限無し
学校に確認したケンブリッジの方針
・国籍で人数制限を設けない
・クラスの定員の限りは受け入れる

本命のインターナショナルスクールに落ちた場合に備えて、滑り止めとして1つキープしておく方法もあります。
メール対応可能
学校側が英語に堪能でないママたちの対応にも慣れていると思います。
また、入学後は担任の先生のメールアドレスを教えてもらえるので、英語で会話するのが苦手な場合は、メールで相談することもでき安心です。
学校で必要なものがある時には、事前に案内があります。
また、前日に先生から確認のメールが配信されリマインドしてもらえます。
Cambridgeの懸念点
日本人の多さがあげられます。
最近の教育移住や親子留学ブームに乗って、英語力0でも学年を落として入園できるケンブリッジは日本人から人気です。
また、午後まで預かってもらえる幼稚園であることから、多くのママたちから支持を受けています。

私がセブに移住した2017年には娘のクラスも息子のクラスも日本人は1人の状況でした。
2020年には、息子のクラス16名の内、日本語を話せる子供は4人。
1/4程度が日本人(ハーフ含む)の状況です。

日本人環境はお子さんの英語の発達を遅らせるのではないかと心配な部分もあると思います。
基本的にクラスルームでは日本語は禁止となっているので英語のできる子どもたちが積極的に英語を話して、引っ張ってくれます。
また、移住当初は色々と慣れないことが多いですから、ママにとってはたくさんいる日本人ママに困った時に情報を提供してもらえる面は安心です。
Cambridgeのホームページ

ケンブリッジの学費については下記の記事にまとめています。
Cambridgeの場所 Lahug校
なお、ケンブリッジ及びセージは2020年11月をめどにSalinas Drive Extensionに移転を計画しています。
移転する場所はSalinas DriveからExtensionに入ったところから1㎞強、北上した場所に既に校舎の建築が始まっているようです。

追記:
コロナの影響を受けて工事が一時ストップしたので、遅延が予想されます。

2020年12月現在も、コロナの影響でオンラインレッスンを実施しています。
最後に

くーはケンブリッジに3歳から通い始め、卒園するまで通園しました。
英語はりんご=Appleとしか知らない英語力からの通園でした。
また、年長さんではリーディング力をつけ、絵本を楽しく自ら進んで読めるまでに成長しました。

幼稚園でフォニックスが身についていたから、分からない単語もそれなりに読めるよ!
私は、ケンブリッジで日本人だけでなく様々な国籍のお子さんたちが、ぐんぐん英語を話せるようになっている様子を見てきました。
メリット・デメリットはありますが、安心してお子さんを通わせられる学校の1つだと感じています。
学校選びをする上でこの記事を参考にしていただけたら幸いです!
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こちらも、教育移住の参考にしていただけたら嬉しいです。